2013年6月23日

沖縄慰霊の日に

今日は、沖縄慰霊の日。
今年2月に沖縄旅行を行った時の体験で、まだ伝えていなかったことは、今日伝えなければならない。
 この時は家族旅行であったものの、何故か(^_^;、平和祈念公園からは別行動に。従って、レンタカーは家族が使うため、琉球バスで那覇空港に戻る途中、時間的に“外観だけでも”と立ち寄ったひめゆり平和祈念資料館。

 しかし、導かれたものがあったのだろうか?

 短時間でも…と、資料館に入る。そしてそこで、偶然にも、当日18歳だったという、87歳の語り部・宮良るりさんの話しを伺うことができた。

「(同級生)45名の中、今は二人しか生きていない。友達がいないことは、本当に寂しく残念です」

「過去を知ることは大事。それを次の世代にバトンタッチしたい」

「(バトンを受け取ることを)皆さんにお願いしたい」

…など、訥々と語る、ひめゆり部隊生き残りの語り部。きっとご覧になってきたであろう地獄とは、正反対の穏やかな語り口に胸が熱くなる。

 そんな宮良さんは、幾度となく
「来てくれてありがとう」
と。

 皆さんからのバトン、微力ながらも確かに受け取っています。どうか、いつまでもお元気で-。

 沖縄慰霊の日に。

p.s.“ひめゆり そば”のネーミング、なんかなぁ(^_^;…。
   資料館前の所狭しと  派手なTシャツなどを並べているお土産店など。
   ここは観光地ではないと思うが…。
   *もちろん否定はしていません。

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