2012年12月19日

I'm Santa Claus

サンタクロースっているんでしょうか?サンタクロースっているんでしょうか?
作:ニューヨーク・サン新聞「社説」 / 絵:東 逸子 / 訳:中村 妙子出版社:偕成社絵本ナビ
 この時期、いつも読み返す一冊がこの絵本。
どんな時代になっても色あせることない、きっとそんな一冊だと思います。
 さて、某日、近隣区公立保育園にサンタクロースになって登場します(依頼を受けました)。数年前、別の保育園に伺ったときは、ギターをもって歌ってしまうという賛否両論のサンタになってしまったので、今年は落ち着き威厳のあるサンタになるべく(#^.^#)、余計なことはせず子どもたちの質問に答えるだけにしようと…。
 そしてその質問。
園からは、
「答えも、園で用意しましょうか?」
 もちろんそんなことは保育者としてのプライドが許さず、事前に子どもたちからの質問を教えてもらうだけにしました。そして今日、その質問が届きました。

   ◯どうやって保育園に来たの?
   ◯ソリはどうして落ちないの?空を飛べるの?
   ◯どうしてプレゼントをもってきてくれるの?
   ◯どうしてえんとつから落ちてくるの?       
      *これは『あわてんぼうのサンタクロース』の歌からでしょう。  
  
 子どもたちの心にストレートに届き、なおかつ保育士さんから感嘆の溜め息が漏れる、そんな気の利いた答えを焼酎のお湯割り片手に考えています(オイ、オイ子どもたちの夢を!)。

  ところで、今巷ではクリスマスソングが、これでもか!と流れていますが(^_^;、この時期の私のオススメの一枚はこれです。

2012年11月27日

あらじんのまほう

 11月23日、あらじんのまほうに…。
 
 この日、三重県菰野町で開催された、あらじんこと荒巻仁さんの講演会を聴講しました。
 伊勢湾岸道などを使えば、本来なら会場へは1時間程度で着くはずなのに、この日は渋滞のツボに(^_^;。先ずは自宅から高速・伊勢湾岸道に乗るまで。この高速へは何もなければ15分程度で入ることができますが、高速の入り口にあるポートメッセで何かのイベントが行われていたため、そこへ向かう車が入り口をふさぐ形になり、ここが大渋滞。
 通常の倍以上の時間を費やしやっとの思いで高速に乗り、しばらくは雨上がりの美しい伊勢湾を見ながら快調に走るものの、

途中、〝道路情報・四日市近辺の「渋滞9Km」〟で下道を選択。結果的にこの選択が誤りで(×_×)、会場まで2時間近くかかり講演開始10分後の入りとなってしまいました(ごめんなさい)。
 こうした経緯の中で聴講した講演、一言で表すなら「いいね!」です(#^.^#)。あらじんさんの経歴&生い立ちについては絵本等で知っていましたが、ご本人から語られるそれには絶句、言葉にはなりません。
 だからこそ、すべての子どもたちの笑顔ために、それが「自分の使命である」という彼の揺るぎない想いには、本当に共感できると共に深い感銘を。また、そのために展開している具体的な行動には、ただただ頭が下がります。
 さて、今回の講演のテーマは「しつけ」と「虐待」。このテーマにそったお話しもさることながら、その根本となる家族、そして子育てにおけるベースを振りかえさせられるお話しは本当に充実しており、これまでの実践を確かめこれからの方向性を検証する、良いきっかけとなりました。

 最後に、この講演の中で彼が引用したウィリアム・ウォードの言葉を引用します。

The mediocre teacher tells.
The good teacher explains.
The superior teacher demonstrates.
The great teacher inspires.
凡庸な教師は指示をする。
良い教師は説明をする。
優れた教師は範となる。
偉大な教師は内なる心に火をつける。
 私たちの仕事も、子どもたちだけでなく、どう保護者の心にも火をつけるか、火を灯すかです。
 その他、講演の中で彼のお子さんが歌った『ボクのコトバ』など、お土産をたくさんいただいた一日となりました。
 あらじんさん、ありがとう。
 そしてこの講演会を紹介してくださったIさんにも、感謝!

 そうそう、お土産といえば、これも(#^.^#)!


2012年11月22日

人生の教科書と石原発言

 これはある保護者の方から、
「私の人生の教科書です」
と紹介され貸していただいた絵本です。
 一読後、早速グループ学童指導員全員でシェア。
 そう、これは誰もの教科書になる、また、特に子どもに関わる仕事をしている私たちであれば、手引きにしなければならないそんな一冊(シリーズ)です。 障がいが“ある”“ない”に関わらず、物の見え方、見方、感じ方、捉え方は誰一人として同じではなく、だからこそ一人一人に寄り添うこと、これが私たちの仕事のベースです。ベースにしなければなりません。

 尊重されなければならない、それぞれの今と想い。

 しかし、
日本維新の会の石原慎太郎代表は20日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で講演し、外交政策について「軍事的な抑止力を強く持たない限り外交の発言力はない」と指摘した。その上で「核兵器に関するシミュレーションぐらいはやったらいい。防衛費は増やさないといけない。防衛産業は裾野が広いので、日本の産業も、中小企業も助かる」と述べた。
    産経ニュースより引用

このことは、どう考えても尊重できません。

2012年11月20日

世界子どもの日

 今日・11月20日は世界子どもの日。

 今朝の朝日新聞朝刊に、今日この日にちなみ『子どもの目線に立ち、言い分を「聴いて共感する」ことが大切』との、尾木ママでお馴染みの教育評論家・尾木直樹氏の言葉が掲載されていました。これは子どもたちに向き合うにあたっての基本的なことで、常に心していなければならないことです。
 しかし、ついつい上から目線になってしまったり、過去の事例などから決めつけてしまったり…と、日々反省。世界子どもの日の今日、改めてこのことを確かめたいと思います。

 さて、この日もう一つ思いだすのはコルチャック先生と、彼を描いた映画です。
 コルチャック先生は、彼の「子どもは生まれたときからすでに人間である」という考えが、1989年に国連で採択された「子どもの権利条約」に大きな影響を与えたので、“「子どもの権利条約」の父”とも言われています。
 そんなコルチャック先生は、自分だけは逃げることができたのにも関わらず、1942年8月6日、自ら運営する孤児施設の子どもら200余名と一緒にトレブリンカ絶滅収容所に送られ、非業の死を遂げました。映画では、子どもたちと共に自ら収容所へ向かって歩く先生が描かれていますが、その姿は尊厳に満ちあふれていました。
 この映画、オススメの一本ですが、残念ながら現在ではほとんど手に入らないかな?押し入れの中からVHSを探しだしDVDにダビングしなければ!

世界こどもの日(国連広報センター)



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2012年11月17日

港区との懇談会


2012年度10月父母会
  去る11月16日(金)に開催された、港区との懇談会に中川学童からは、ナント!16名の保護者の方が参加。
 例年、ここへは区連協担当と父母会会長+数名が参加するだけでした。しかし、今年度の担当保護者が父母会やネットでこの懇談会のもつ意味と、参加することの重要性を訴えたところ、多くの皆さんが応えてくれました。
 参加された皆さん、本当にお疲れさまでした。



 各行事への積極的参加があり、交流会などでは抜群の結束力を見せる、そんな内に多大なパワーを秘めている中川学童父母会。今回の経験により、今後はそれがより外へ向かうもの(学童制度改善へ向けての運動)にヴァージョンアップできるのではないでしょうか?
 子どもたちが活き活きと生活し、みんなが大切に思っている学童保育。しかし依然としてその制度は不十分で、多くの困難を抱えて運営しています。抜本的な解決は…?共に学びながら運動を進めて行きましょう。



2012年11月10日

葉っぱのフレディ

 フレディ、今日君は親友のダニエルとどんな話しをしていたのかな?
もうすぐ君の新たな旅が始まるね。

2012年11月1日

Forever Young

 今、必死で堪えていることがある(#^.^#)。

 絵本の読み聞かせは日々の保育の中で大切にしており、数ある絵本などの中から何を読むのかを選択するのは、私にとっては悩ましくも、ある意味、至福の時。

 今、子どもたちに読みたい絵本、
それは、とある知人(なかま)がFBで紹介していた一冊・『はじまりの日』。
 これは本当に秀作!
今、すぐにでも読み聞かをせしたい!

 でも、我慢、我慢。
これは、今年度の卒所式(6年間学童に在籍した子&家庭を、みんなで称えお祝いするセレモニー)での卒所生へのメッセージとして、その場で読み聞かせを行いたいと…。

 この絵本を手に取り、久しぶりに聴いたBob Dylan。鳥肌が立つ。

 卒所式まであと5ヵ月、我慢できるだろうか?
明日にでも、読み聞かせたい(^_^;…。



2012年10月27日

季節の便り

 私の実家は農家ではないが、秋になると田舎の母から洋なし(ラ・フランス)やリンゴが届く。
 田舎の母からの荷物。
どうだろう、毎年、一言メッセージと共に年に7,8回は届くこの荷物。親にとって、子はいつまでも子なのだろう。その荷物の中身は、
「エッ、こんなものまでも?」
と思う物も。
 孫へ向けたお菓子と共に、今回はほうれんそうが!
 私をここに生かしてくれている親の想いにどれだけ報いているのか、ほうれんそうに涙が出る。

http://www.youtube.com/watch?v=2KnShDMNF_w

2012年10月14日

海賊キッドの秘宝を探せ!


秘宝の地図を手に入れるために、最後の戦いへ!

  「痛快!」
 この言葉は、まさにこの日のために!
10月13日(土)。
港区子どもまつりへの協力依頼と打ち合わせに日本独楽博物館に伺ったときに、こまのおっちゃんから紹介された『海賊キッドの秘宝を探せ!』に、土曜日一日保育のプログラムとして子どもたちと出かけました。
 この企画は、バーチャルでない本物のロールプレイングゲームであり、しかもよくぞここまで周到に準備を…と、感心するばかりの内容でした。だからおっちゃんはじめスタッフの熱意溢れる練りに練られた会場設営とプログラムに、ヤツらが(#^.^#)のらないわけがありません。
指令書。チームのキャプテンに渡されます。
 子どもたちは、名古屋港のポートビル南極観測船「ふじ」と、その中間にある広場を行ったり来たり、目をキラキラ輝かせながら縦横無尽に駆け回っていました。撮影班として(^_^)V?子どもたちの後をついて回っていた私も、本当に楽しかったです。おまけに、万歩計もこの日は17,000歩と一石二鳥(ダイエット(^_^;?帰りは名古屋港から歩いて学童に)!
 中川学童では、ワクワク・ドキドキする体験をアニマシオンと定義し、これを一番大切にしています。
 そう、この日はまさにアニマシオン溢れる一日となりました。
 こまのおっちゃん、ありがとう。

何が一番楽しかったかって?
亡霊に出会うと固まらなければなりませんが、もう、子どもたちは真剣!
フリーズ!
手旗信号で、南喬観測船「ふじ」の上から広場の海賊と交信。
ゲーム開始前にいつの間にか見えなくなったこまのおっちゃん。
実はここでスタンバイしていたのですね(#^.^#)。
さぁ、今から海賊キッドとその仲間を倒しに!
腕につけた紙風船は魂。
敵に魂をとられずに、倒せるか!?
この紙風船と剣は、保育の“引き出し”に入れさせてもらいます(#^.^#)。

海賊さんから宝物を奪い返した後は、亡霊さん達とお弁当。
アレッ(#^.^#)?

2012年5月19日

Liveジャック!?

  以前このBlogでも紹介した沖縄のシンガー、ユキヒロさん。
 先日、KOZAで彼のLiveがあったので出かけました。しかし、なぜそのLive会場で私がギターを持って歌っている…かって(^_^;?
 実は、事もあろうに2月のLiveの後、飲んでいた勢いもあってか、いえいえ、彼の魅力に取り憑かれてしまった私は、ユキヒロさんに『港区子どもまつり(名古屋市)』への出演オファーをしてしまったのです(また、やっちまった(^_^;。私は計画性に欠けていて、悲しいかなよく思いつきで行動してしまい、結果自分の首を絞めてしまいます)。もちろん、私たちの組織力(資金力)では沖縄からお呼びすることはできないのですが、しかし偶然にも、第32回港区子どもまつり開催予定日・10月21日(日)はピースベルフェスティバルというイベントで、名古屋にいらっしゃっている(予定)ということだったので、思い切ってお声を。すると、そんな私のオファーをユキヒロさんは快諾して下さったのです。
 本来なら手放しで喜ぶべきことですが、酔いも醒め、日にちも経ち冷静に考えるとブルーに。先ずは予算、昨年度開催で港区子どもまつり実行委員会の繰越金は限りなく0。それ以上に、集客問題!子どもまつりという性格上、子どものステージ出演が終わると、ステージ前からは水が引くように人の姿が…。高校の合唱曲でも使われているユキヒロさんの曲ですが、果たしてどれだけの皆さんがご存知なのか?また、これからどうアピールして行くのか?
 2月のLiveで教えてもらった、手話をつけて歌うことができる『今日から明日へ』を子どもたちに紹介すると、中川学童の中では大ブレーク!4月に入所したばかりの1年生も、手話をしながら元気に、もう完璧に歌うことができます。…が、この輪をどう他学童や実行委員会へ広めて行くのか?また、子どもまつりで“ユキヒロ Live”を行う意義をどう提案し確かめあって行くのか?
 そう、先日はこんな沈んだ気持ちも抱えながら会場に。
 しかし、ユキヒロさんの歌声を聴く中(元気になれます)、そして折も折、沖縄復帰40年ということで、それに関するMCをお聞きする中、“ユキヒロ Live”を行う意義や意味はあると確信!そこで、この夜会場に来ていた皆さんのネットワークも使わせていただきアピールして行くことができたら…と、急きょマスター・TAKUさんにお願いし、Live終了後、港区子どもまつり・テーマソング『このゆびとまれ』を歌わせていただいたのです。
 本物のアーティストとの出会い、子どもたちがワクワク・ドキドキできる機会の一つになれば…、と思います。

*関係者の皆さんへ-第32回港区子どもまつりに関することについては、決定事項ではありません。
*ちなみに、中川学童を卒所し中学校で合唱部に入ったTくん、「この曲、『今日から明日へ』知っている!」と。そして4月に行われた学区子ども会総会で歌っていました(#^.^#)。…だから、これは独り言ですが、中学校・合唱部ともコラボできたら…(いかん、またやっちまう(^_^;!)。

 実はこのLiveの夜、もう一つ“また、やっちまった”ことが。どこをどう歩いたのか、気づいたら終点の名古屋港・終電地下鉄の中でした(;。;)。

2012年3月16日

to Sky Course!-卒所旅行・二日目-

 今年度の卒所旅行はスキー体験ということで、しかし今回、生まれて初めてチャレンジするというY斗がいたことから、どうなることかと心配していましたが、その心配は杞憂に終わりました。一言で言うなら、
「さすが、6年生!」
 今まで蓄えてきた力、学童で培ってきた力がベースにあるから、二日目のお昼には、経験のあるK樹・T貴と共に最上頂・スカイコースで滑ることもできるように!そんな初めての体験、心地好い披露と共に滑走する感覚が帰りの車の中でも残っていたのでしょう。Y斗は、フロントガラスから道路が流れる様子を見ながら、
「スキーで滑っているみたい」
と、何度も言っていました。
標高1,900m スカイコース

     6年 Y斗
 あのね、卒所旅行でスキーに行った。はじめは、悪魔のがけではこけてばっかりだったけど、シークレットAコースに行くにつれて、うまくなっていった。はじめのだんかいではしんじられなかった。当分スキーは行きたくないけど、来年、行きたい。

―はじめのだんかいではしんじられなかった…、初日に右も左もわからない中、初心のスクールに入っていたことからすると、まさにこれはY斗の実感でしょう。
 スクールについては、三人ともそれぞれのレベルに応じて、別々のクラスに入りました。スキーについては経験があり、一歩抜きんでているT貴は、学童で低学年の子にしてやるように、スクールで教えてもらったことをY斗にレクチャー。こうした光景は本当に微笑ましです。
 右下の写真、ここがY斗が思わず名付けた“悪魔のがけ”(笑)。最初は本当にビビリまくっていました。しかし、三人で最上頂へ行くという目標があったので、ここで数本練習し、スカイコースへのチャレンジ&クリアーとなりました。
 さて、こうした特別な取り組み、例えば今回ならスキーですが、彼らにとってはある意味その内容はどんなことでもOKなのだと思います。一緒に同じ時間と空間を共有する…、このことが彼らにとっては何よりも魅力的なのではないかと思います。


初日、3月10日↑は霧が濃くゲレンデ上部は視界0。
しかし二日目・3月11日は最高のお天気に!
上の写真と下の写真は同じ場所ですが、
彼らの後には美しい御嶽山が(#^.^#)!
 だから帰りの車中での会話などは、面白かったですよ。学校での、特に部活での悩みを話すK樹に、Y斗がぶっきらぼうだけど真剣に応えていたり…。さらに話しはこれから3年生が取り組む三宅島太鼓のことになり、まだ練習が始まっていないのに、6年生の大地の舞で誰が一番太鼓をやるのか?といったことについても。
「○○はキレイだけど、力が弱い…」
「○○は上手いけど、(姿勢が)高くなりそう」
「○○も上手いけど、すぐあきらめるからな…」
「○○はできるけど、(途中で学童)やめちゃいそうだし…」
…と。こうした話しからは、彼らなりに日々の生活の中で、学童の弟たちのことを見てくれていることがわかりとても嬉しく思いました。ただ、一緒の場所で過ごしているのでは、確かにつながっているのです。
 最後に余談ですが、卒所旅行に持って行き余ったお菓子、
パイの実としみコーンを彼らは、
「おやつに、だしゃぁ~」
と助手席に置いて行ってくれました。その時、Y斗は、もう一言、
「パイの実、自由買いで10円で売れるでしょ!」
 体の隅々まで、学童生活が
“染みコーン”でいるのですね(笑)。今回のスキーの様子、卒所式の時、動画で見てもらうことができれば…と、思います。
 また一つ大きな節目を越えた6年生のT貴とY斗。そんな二人の学童での節、あとは卒所式を残すだけになりました。
《What's 自由買い?》
 週に一回のおやつTime。毎週木曜日は上級生が学童内でお店を開き、そこで自分の好きなおやつ(お菓子)を買います。そう、学童内に駄菓子屋さんが登場するのです(#^.^#)。買い物にあたっては、本物のお金を使います。

2012年3月10日

明日は晴れるかな?-卒所旅行・一日目-

 ただ今、3月10日(土)22:15。ほんの少し前、隣の子どもたちの部屋から聞こえてきた話し声はもうなく…。当然、疲れたのだろうな(#^.^#)、もうみんな眠りの中に-。
 学童保育所に6年間在籍したお友だちは、その記念に卒所旅行を行います(一泊二日)。その目的地は当該年度の人数や男女比によって適宜対応。今年度は対象が男子3名で、子どもたちの希望からスキー体験を目的に、長野県のきそふくしまスキー場に来ています。
 今週中盤の天気予報では今週末は雨とのことで、今回の企画については随分心配しましたが、誰の行いが良かったのか(^_^;?、無事、実行できています。この時期この地方のゲレンデは、アイスバーン&シャビシャビといった状況になる傾向が多いのですが、天気が崩れたことが幸いし、昨夜雪が降ったこともあり特に問題はありませんでした。
 ただ、天気が崩れていたこと、これは事実であり、スキー場コースの上へ行くほど霧が深くなり、最上頂は視界0でした。
上の写真と同じ場所です。

 もちろん、今日は子どもたちをここに連れてくることはできませんでしたが、明日は天気が回復する中、非日常的な体験をさせてあげることができればな…と。
 場所は違いますが、明日晴れるとこの後には荘厳な御嶽山が!


明日は、晴れるかな?晴れてほしいな。

 ちなみに宿泊はスキー場から5分程度のところにある民宿『黒川荘』さん。
 築280年という趣のある、しかし古い建屋です。ただ、中は改装もされていていると共に清掃も行き届いていて、ここはとても良い宿です。

2012年3月4日

春キャベツ

 あれから10日あまり。
晴天の霹靂の出来事から今日まで、かつて経験したことのない、またおそらく二度と行う事はないであろう仕事をしてきました。
 本来なら、この時期は“卒所生送り出し&新入所児童受入れ”モードに突入しなければならないのですが、この二つのことは二の次に-。
 こうした中、今日は束の間の休息で、スタレビのコンサートに出かけました。
 スターダストレビュー…、特に思い入れがあるグループというわけではありませんが、リーダー・根本 要さんは小田和正さんが毎年行っている『クリスマスの約束』で、ここ数年はほぼ毎回セッションしており、小田さんとのコラボは私のお気に入りの一つ。根本さんのハスキーボイスが奏でるハーモニーと共に、小田さんが彼にからむMCは面白く、そこで今回のコンサート遊山となりました。
 そんな初めてのスタレビ・コンサート、今回は30周年記念ということで『30周年30曲』がテーマ、そう、4時間30曲の怒濤のライブでした。サポートメンバー以外、全員50才をこえているのに、そのステージは実にパワフル!そして、メンバー4人全員がメインボーカルでもおかしくないそのコーラスの美しさは絶品!
 そして期待していたMCは、ここはバラエティのイベント会場(#^.^#)?と思うぐらい、スタレビ・ビギナーでも楽しむことができるものでした。また、リーダー根本さんはじめメンバーの皆さん実に腰が低く(ファンを大切にしているのでしょうね)、曲間のお辞儀は実に深く長く、これもまた今日のカンドーの一つに。
 さて、スタレビ・ビギナーであるため、ほとんどが初めて聴く曲でした。だから、多くの曲が新鮮に胸に響きました。そんな中で今日紹介したい曲の一つが『春キャベツ』

    大丈夫だよ 怖がらないで ほんの少しだけ
    人と違う君をわからず 戸惑っているのさ
    感じること 考えていること 歩くスピードだって
    人それぞれだから 誰もが認め合って暮らしている

    心配ないよ これ以上 君が傷つくことはない
    色鮮やかな 春キャベツのように
    光をあびて 雄々しく生きよう

 私たちが、子どもたちに伝えなければならないことですね。


 最後に、2月22日にリリースされた『Magic~手をつなごう~』、これは子ども達と歌って行きたいな…と。


 束の間の休息、本日・3月4日(日)は『第29回 あいち学童保育研究集会』、8:00には開催会場南山高校・男子部です。
 当日、飛び入り参加、もちろんOK(#^.^#)!です。 


2012年2月20日

きみが いま

 覚えているかな?
初めて君を小学校までお迎えに行った日のこと。
 君たちが校門を出た瞬間、
爽やかな風が駆け抜け、君たちのこれからを祝うかのように
桜の花びらが踊ったね。
君の瞳にその光景は、きっととても美しく映ったんだろう。
君は
「うわっ!」
と小さな歓声をあげて、とびっきりのキラキラ笑顔を-。


 あれからもうすぐ一年。
 
  この前、君にとって受入れたくない悲しい出来事があって、
泣きながら寝ていったということ、心配したお母さんが、夜遅くにメールで教えてくれたよ。
 でも君は朝起きると、お母さんが何も言わないのに、
「俺は(学童に)六年間通うから!」
と言って、お家を元気に出て行ったんだって(^_^)V!
 
my Little Boy,Boys…
 
たくさんの むちゅう
たくさんの いま
きみは いま、まいにちに むちゅうなんだね
 
さぁ、明日は、どんなワクワク・ドキドキがあるかな?
 

2012年2月12日

きみのまちははれてるかな?part,2

 昨日は、思わず
「きみのまちははれてるかな?」
と、誰彼ともなく語りかけたくなるような、そんな一日でした。
 週末から帰省しており、実家から30㎞のところにある木曽ふくしまスキー場へ出かけました。なぜ突然スキーかというと…。学童に6年間在籍した子どもたちとの“記念&思い出づくり”企画、これを卒所旅行といい、今年の内容はスキー体験ということになりました。ただ、私自身スキーは丸三年やっていないので、今回はその前の慣らしということで。また、目的地が同スキー場であるためゲレンデ状況の確認、それも目的の一つでした。
 さて、その久しぶりのスキーですが、もう40年もやっていれば身体に染みついているので、特別上手いわけではありませんが、だからといってヘタでもなく(#^.^#)、気持ちよく存分に滑ることができました。
 木曽ふくしまスキー場はスキーヤーオンリーであると共にファミリー向きであり、初心の子でも安全に滑ることができるので、スキー体験の卒所旅行では3回ほど利用しています。そしてこのスキー場の一番の魅力は、ナント言ってもそのロケーション!
 ぬけるような青空の下、360度の大パノラマはまさにパラダイス!
 眼前にそびえ立つ御嶽山は言うまでもなく、
遠くは八ヶ岳連峰、南アルプス連峰、
木曽駒…、
そして乗鞍と…、
真っ白な雪をたたえた山々、そしてどこまでも青く深い空…、もうそれは本当に美しく、心の中でただただ、
「ありがとう」
と。

 こうした光景を前にすると、これをずっとずっと残していかなければ、子どもたちに残していかなければ…と。このとき私の口をついた歌、それは笠木透の『我が大地のうた』

かもめどり 黒松 岩礁海岸 かつおどり 海つばめ うねる水平線
この国の 歴史を 知ってはいない
この国の 未来を 知ってはいない
けれども私は ここに生まれた けれども私は ここで育った
私がうたう歌ではない あなたがうたう歌でもない 
わが山々が私のうた わが大地が私のうた

 この曲との出会い、これは大学に入ってからですが、それはもう衝撃的でした。

私がうたう歌ではない あなたがうたう歌でもない
わが山々が私のうた わが大地が私のうた

このサビには、もうただただ泣けました。
 でもこれだけでは単なるオヤジの戯れ言なので(^_^;、無理矢理ファンモンの『未来の君へ』も頭の中で流しました(これは流すだけ、歌えない…(;.;))。

君の君たちの時代に
光が曇らないように
幸せの種を
僕たちが植えておくから

そよ風が吹いて 小鳥がさえずる 何気ない毎日の風景
窓の外は朝日が舞い降りる 笑顔で「いってらっしゃい」 

この美しい大地に、やはり原発は必要ありませんね。
 …といったところで、オススメViewpointがたくさんある同スキー場ですが、私のイチオシはリフトから見るこの光景、

青と白のコントラスト、この白樺くんたち、本当に美しいです。もしも木曽ふくしまスキー場へ出かけられる予定の方がみえましたら、ぜひ、探してみて下さいね(#^.^#)。
この日は、雲一つない時間もあれば、
このように薄い雲が緩やかに流れている時間も。
これも本当に美しかった…。

 ところで、今回帰省したもう一つの目的、それは先日、名古屋に出てきた際、母から
「暖かくなったら、いらないものを捨てに来て欲しい。軽トラで運んで欲しい」
との話しがあったから。何をどれだけ?その下調べもしなければならなかったからです。

 母屋の裏にある築100年以上にはなるであろう旧家屋。母は、ここにある
「(何かあったら)私のモノはあんたたちが勝手に捨ててもらえばいいが、私の母や祖母のモノは、あんたたちにはゴミなだけで迷惑だから…」
今、自分で処分しておかなければ…と。
 これはやがて訪れる受け止めなければならない現実ですが、しかし黙って頷くことしかできませんでした。

 最後に、話しは前後しますが、スキー後、同町にある温泉・『四季の季節(とき)』で母と叔母と待ち合わせ、入浴後、叔母の家で叔父と久しぶりに一献酌み交わしました。ですから私の車は叔母の家に置き、夜になると真っ暗な国道を今年80になる母が運転する車で実家に帰りました。

 9日(木)に母を名古屋に招いてからの週末、そしてこの連休、いい時間でした。

温泉は良かったのですが、
もともと脱衣所が狭いうえスキー帰りの人が寄るので、
その中はもう大渋滞!
直立不動で着替えなければなりませんでした(^_^;。















2012年2月9日

命のバトン

 2月9日(木)、今日はHilton名古屋でランチ・バイキング。
 エッ、平日に\(◎o◎)/!なんて声が聞こえてきそうですが、相棒指導員たちの協力を得て、今日は親孝行の一日に。
 JTN企画の
“<日帰り>SS席指定 コンサートチケットとランチバイキングのお得なツアー『新春演歌まつりとヒルトン名古屋ランチバイキング』 ”
に、叔母が氷川きよしの熱烈ファンであることから、また、普段無精ばかりなのでせめてもの罪滅ぼしに…と、本日、母と叔母を招待したのです。このツアー、一人10,000円と、これはおトク!とばかりに飛びついたのですがそこにはカラクリが(これは批判ではありません)。
 12月にパートナーと、同じくJTNが企画する日帰りバスツアー『あつあつ焼き牡蠣食べ放題』に出かけた経験から、このツアーもこれと同じようにバスに乗ればdoor to doorかと思っていました。しかし、実際はランチの予約、そしてHiltonからコンサート会場までの移動は申し込み者自身で行うという、ちょっと不親切(^_^;なもの(その情報を見落としていたのですね)。だから極端な話し、ランチの予約が遅くその日にとることができなければ、ランチは別の日に…なんていう事態にも!
 さて、この企画のメインディッシュであった『新春演歌まつり』ですが、やはり移動は手間なので、最初母たちは、立派なHiltonを見上げながら(#^.^#)、
「同じ場所でやってくれれば…」
と困惑していました。しかし、いい席でしっかりと氷川きよしを聴くことができたようで(数名の演歌歌手によるコンサートであったため、氷川きよしは1、2曲歌うだけの客寄せパンダ?と心配していましたが、それは要らぬ心配でした)そうした手間を差し引いても、きっと満足してくれたのでは、親孝行になったのでは…と。

 ただ、これは自己満足かもしれませんね。
親孝行したいときに親はなし
母が望む一番の親孝行はこうしたことではないのでしょうが、確実に減っている時間の中、今はできることをできるだけ…。

 ところで、コンサート中私が何をしていたかって?14:13に伏見を出て母と叔母を笠寺の日本ガイシホールへ送ると、ダッシュで名駅に戻り 映画『麒麟の翼』を鑑賞。そして18:00には再び日本ガイシホール前に(我ながら、鮮やか(#^.^#))!
 こうして針の穴に糸を通すようなスケジュールで鑑賞した『麒麟の翼』、これはオススメMovieの一本に。父子関係も問うているこの作品、今の私には痛いテーマですが、静かに子を想い自らの命を賭してもメッセージを発信したもう一人の主人公・中井貴一 演じる青柳、いい映画でした。

 どれだけ親のことがわかっているのか?きっと私も同じだったのだろうなと思います。
それは、
「今の若いヤツらは…」
と一緒で、きっとそうして命がつながってきたのでしょう。
 普遍的な一番の親孝行、それは命のバトンを渡していくことかな。

 最後に余談ですが、日帰りバスツアー、これは呑兵衛にはクセになる企画です。なぜって?それはもちろん、バスに乗った瞬間からプシュ!ができるから(#^.^#)。それにしても牡蠣を焼く光景、豪快でした。