2010年12月31日

「ありがとう」の一言を

 「あそんでいけるの?」
「ううん、ありがとうの一言が言いたくて…」
2010年12月28日、学童卒所生・高2のA実は学童の玄関で穏やかな表情でそう言うと、クルッと背中を返し自転車へ。
 そう、A実は12月24日に彼女の高校の演劇部ミュージカル『アニー』公演に学童の子どもたちと一緒に観劇に出かけたお礼を言いに学童に寄ってくれたのです。
 そのA実の公演、ステージで躍動する彼女に思わず私は涙。高校生とは思えない完成されたステージ、ここまで高めるためにどれだけ練習したのだろう?つくりあげて行く中で、仲間との間でも色んなことがあったんだろうな?
 しかし、それ以上に、中学から高校に進学するにあたっても色んな想いを抱えていたA実のことを知っているから…。

 おそらく2010年今年最後になるであろうBlog発信は、このステキな「ありがとう」の一言を。ちょうど紅白では紅組司会の松下奈緒が「ありがとう」のピアノ演奏、そして“いきものがかり”の歌。

 今年も皆さん、お世話になりました。私につながるすべての皆さんに「ありがとう」の一言を。
 まもなく時が刻まれる新年・2011年もよろしくお願いします。
 
 そうそう、アニーを観たあとでの別れの挨拶は、
「じゃアニー」
…?何だか水嶋ヒロの小説に出てくるダジャレみたいで、年の瀬にスミマセン(^_^;。

★『アニー』は2011年2月19日(土)にも、名古屋市・西文化小劇場でも公演されるので、皆さん、ぜひお出かけ下さい。





2010年12月29日

新年のテーマ

 昨夜、急きょ、そして勢いで決まった学童オトーチャンの望年会(誤植ではありません。中川学童のボウ年会は、来年を“望む”会です)。馴染みの、そしてOB代々からのたまり場になっている近所の焼き肉店(しかし私たちにとっては一品料理店?、なぜならここで学童メンバーで焼き肉を食べたことはない(^_^;)へ行くと、普段、港区子どもまつりなどでお世話になっている地元企業の社長ご一家が食事をされていました。
 そんなご家族の雰囲気、社長の人柄なのかMさんを中心に途絶えることのない会話と笑顔…、それは本当に何とも言えない好い雰囲気で、思わず我が身を反省。同時に、私の頭の中にはあるプロジェクトが(大袈裟!)。数ヶ月前、社長・MさんのBlogを拝見した時、Blogで発信しているMさんのメッセージと共にそこで紹介されていた社内研修で使っているという月刊誌『致知』 に興味を持ったので、いつかこのことについてお聞きしようと。そこで思い切って、先に席を立たれたMさんに声をかけてこのことを伝えました。
 するとMさん、お忙しいのに本日、早速この月刊誌と共にMさんの想いのこもったメッセージプリントなどを届けて下さいました。Mさん、本当にありがとうございました。
 私自身の成長も含め、グループ学童指導員のチーム力をいかに高めるか…?そして学童が地域にいかに認知されて行くか…?必要とする世帯に、さらに安心して預けていただくことができるようにするにはどうしたらいいか…?これが私の、2011年のテーマです。短い年末年始休暇ですが、新年の読書はじめはMさんにいただいた『致知』でいこうと思います。

 ところで、今の私の悩みは、購読新聞を『朝日』から『中日』に切り替えようかどうか?『中日』では、元旦から新聞小説に五木寛之の「親鸞・激動編」 が連載されるとのこと。これは毎日読みたいのですが、『朝日』は切りがたく、さりとてもう一紙購読している我が家としては『中日』の追加は考えられず、また、毎日喫茶店に行くこともできず…、う~ん?
 どなたか、一日、いえいえ一週間遅れでもいいから読了済みの『中日』学童に持って来てくれないかな?責任持って、子ども会の廃品回収に出します!厚かましい(^_^;? 










2010年12月25日

Merry Christmas to you!


 12月、そしてクリスマスは何か特別な想いが胸をよぎる。しかし今日は何も考えずゆっくり家族と食事を。何かあった時、あの時「ああ言えば良かった。こう言えば良かった」と思うのは、そしてそれがいつまでも頭の中を巡り、そこに悔しさを感じてしまうのは、まだまだ自分が未熟な証拠。
 ところで、学童でのクリスマスは…というと、かつては保護者も巻き込んでの大クリスマス会を行っていた時期も!そんな数年間は、毎年、絵本などをモチーフにOriginalの劇をつくり披露していた。今、思うとよくやっていたなぁ…と、苦笑い。そのためにつくった衣装があるのだが、もうここン?10年と日の目を見ていないのに、結局、プレハブ建替えという絶好のチャンスも活かせず(^_^;、今も倉庫の奥に。昨今、世間では断捨離がクローズアップされているが、前述の想いと共になかなか。
 もしもこのBlogをご覧になっている保育関係者の皆さんで、欲しい!という方は是非ご連絡を!『森のおくりもの』 ・『クリスマス・キャロル』『王様の耳はロバの耳』などは一式差し上げます(送料の負担はお願いします。中身チェックは随分前なので、全部揃っていないことも)。
 では、今の学童でのクリスマスは…というと、障害者作業所が開催する合同クリスマス会に参加させていただいたり、その日の昼食メニューをいつもよりちょっと豪華にして、ジュースで「カンパ~イ!」やクリスマス絵本の読み聞かせなどなど。
 今年は、イブの日は学童OB出演の高校生演劇部のミュージカルを観に行っていたので、学童に帰ってからクリスマス絵本を2冊。その内の一冊が
『世界にひとつしかクリスマスツリーがなかったら』
 さて、皆さん…
もしもクリスマスツリーが世界に一本しかなかったら
あなたは、なにを飾りますか?
*本文より
Merry Christmas&I wish a Happy New Year!
皆さんのご健康とご多幸を-

2010年12月23日

Sandbag

 学童指導員はSandbag?
 一労働者として自ら捨ててしまっている就業規則( これは自分の責任であり、誤り)。就業規則の中での就業時間は10:00~18:00。しかし9:00過ぎの電話にも対応し最後のお迎えの子を送り出し保育室の掃除を始められるのは19:00前。とうていこの中ではすべての仕事は完了できない。
 今も昔も学童には基準がない。そしてそれは仕事内容につていも。例えば、通信の発行は?対外庶務は?また、今時の時勢で言うならHPは?
 私たちの前では飛びっ切りの笑顔を見せている子どもたち。そんな誰とも比べることができない子どもたち一人一人の確かな瞬間。力不足?まだまだ伝え切れていないのか…。
 カーテン越しに白む空と、まもなく底に到達する焼酎ボトルを見ながら、今日もまた、金八先生のモデルになった三上 満氏の『眠れぬ夜の教師のために』 を手にする。

2010年12月15日

来春の朝ドラ「おひさま」、郷里にて収録中!

本日は、軽い話題を(#^.^#)。
ナント、今、私の実家の庭などで、来春NHKで放映される朝の井上真央主演・連続ドラマ「おひさま」が収録されているよう。
 ひまわりが咲いている庭?それとも対面にある駐車場にセットができていて、今、車庫が使えないとか。両親はじめ郷里の人たち、今、てんやわんやの大騒ぎなのでは(#^.^#)? 少し前、たまたまテレビを見ていると、リフォーム番組で叔母が暮らす木曽福島町の家がとりあげられていたので、電話をするともうすでにご覧に! 
 私の郷里では、きっとしばらくこの話題でもちきりだろうな?

2010年12月7日

今も昔も、昔も今も… by1988

 先日、もう今から20年以上も前にお子さんを中川学童に預けていたお母さんからメールが届きました。

『ついこの間お正月と思ったら、又年末が近づいて‥いつも行事誘ってっていってるのに、全然連絡ないね。寂しいな。何時でも声かけてね。M子も、港にとても行きたがってるし。 私たちも忙しいけど、会いたいから行きたいな。シャリバンほんとにずーっと頑張ってるね。私の、実家みたいだなー学童は。ほんと又会いたいな。声かけてね。待ってるよ。お手伝いでも良いよ。』

 ありがとう、Oさん、学童が実家みたいだなんて、とても嬉しいです。生まれも育ちも、考え方も違う人が集まって、子どもを真ん中につながっている…、それは昔も今も変わりません そして変わらないといえば、学童を子どもだけでなく親も楽しんでしまう“中川気質”(#^.^#)! 例えば、港区学童合同運動会における仮装、それもそんな“中川気質” が常に港区を引っ張ってきたのではないかと思います。2010年度の今、今回の合同運動会で仮装アトラクションに参加したのは3学童ですが、当時はもっともっと多くの学童が参加!また、その名称も“仮装リレー”であったため、中川の陽気なハメはずしもあり(^_^;、この仮装リレーも、
  1,本気モードの仮装リレー
  2,エンターテインメントの仮装リレー
に分けて行っていました。実は、中川がハメを外したため、上記二つのレギュレーション?が設けられました(参考:その約15年後、運動会“仮装”で『ウォーターボーイズ』を行ったため、合同運動会から“仮装”がなくなりました。現在は復活!)。
 ところで、今回紹介した写真、レギュレーション1,2のどちらだと思いますか?これは当時の“本気モード”の仮装リレーメンバーです\(◎o◎)/!。当時、最年少父母としてお子さんを学童に預けたOさんのオトーチャン(写真中央)、このチームのエースでしたね。
 あれから20年、月日の流れは本当に早く、Oさんの娘さんM子もこの春、お母さんに!従って、当時最年少オトーチャンも、今はオジイチャン。ちなみに、写真前列真ん中のお母さんも先月・11月24日にお祖母ちゃんになりましたよ(#^.^#)。
 こうしたOさんはじめ多くの皆さんとの出会いがあり、今、私はここに立っていることができます。ありがとう。
p.s.M子、春風が吹いて暖かくなる頃、君の赤ちゃんの顔を見せに来てね。

2010年12月2日

『雨の日と月曜日は』『塾の日と木曜日は』

 私が洋楽を聴くきっかけとなったのはカーペンターズ。小学校高学年の頃だろうか?今振り返ると笑い話だが、当時、子ども心にもビートルズの『Yesterday』は有名でそれを聞いてみたく、しかし何を思ったのかレコード店で手に取ったのはYesterday違いである、カーペンターズの『Yesterday Once More』(^_^;。しかしこの曲の明るく軽快なメロディとカレンのボーカルに魅せられ、カーペンターズ・ファンに。
 よくクラスの男子で集まり、
「誰が好きか?」
なんて話しをするときなど、もちろん当時の意中の子の名前なんて恥ずかしくて言うことができず、そんな時は決まって、
「カレン」
と答えていた。
 そんなカーペンターズの数ある名曲の中で、私が一番好きなのは『雨の日と月曜日は』だ。イントロがハーモニカで始まる哀愁を帯びたこの曲のメロディラインは本当に美しい。
 さて、何だか回りくどくなったが、今、私が好きなのは『塾の日と木曜日は』である。一ヶ月ほど前から週に一回、木曜日、娘を塾に送り迎えしている(パートーナーに直訴した(^_^;)。片道15分程度ではあるものの、この時間、私にとっては本当に貴重である。他愛もない話しをしながら、しかしそんな中でも娘の成長を感じることができると共に、“ダメ親父”であっても、まだ娘とつながっていることが実感できる。
 そしてそんな時に思い出すのは、保育園の送り迎えをしていたときのこと(写真:2001年10月)。当時は必死で、お迎え時渋滞に引っかかろうものなら、そんな時は泣きたい気分に。しかし、今思うとそんな時間、悪くはないなぁ…と。子どもが大きくなるにつれ、留守番一つとっても子どもが一人でできることが一つずつ増えて行くと、親の出番は一つずつ減って行く。
 私も19の春から家を出ているので、それ以降両親と過ごすのは特別な事情がない限り年に2,3回。両親はそんな私にどんな想いを抱いていたのだろう。
 今なら少しだけ、わかる気がする。
 さて、昨夜はパートーナーが忘年会であったため、また、職場を出たのが19:00過ぎであったため、娘の塾が終わって迎えに行ってから夕食を準備し、22:00前に遅めの夕食。ファッションのこと、音楽のことを話しながらの一時…、あとどれくらいこんな時間を持つことができるのだろうか?
 改めて、『雨の日と月曜は』を聴きながら、『塾の日と木曜日は』をかみしめる。