2010年7月8日

星に願いを

 今年入所した1年生のYくん。コマが上手いためみんなからの信頼も厚く、私たち指導員からみてもしっかり者です。
 しかし、線が細いところもあり、家族が恋しく、学校へ行く前、そして学校でもまだまだ泣けてしまうよう。しかし、そんな寂しい思いを心の片隅に抱えながらも、もしかしたらがんばってしまっているかもしれませんが、学童では笑顔いっぱい、そして思いっきり走り回っています。
 さて、7月2日(金)・3日(土)で行ったお泊まり会。Yくんは不安を抱えながらの参加でしたが、上級生にも支えられながら、彼自身、一つの壁を乗り越えました。このことで彼自身、学童がまた一つ近くなったのでしょう。Yくんは七夕の短冊に、
“ずーっと、がくどうにいきたいです”
と、記しました。
 こうした子どもの想い、嬉しいですね。
子どもが自ら「行きたい」と思える学童を創っていかなければ…と、改めて思います。
 ところで七夕の夜、ここ名古屋はお天気が悪く、Yくんの想いは空へは届かなかったかもしれません。しかし、Yくんの願いは私たちの手で実現させることができます。
 子どもたちが活き活きと通え、経済的事情に左右されず保護者の皆さんが安心して預けられるよう、また、学童で働く指導員も展望を持って働き続けることができるよう、そんな学童になるよう行政に働きかけて行きましょう。また、現状改善の取り組みを共に進めて行きましょう。

2010年6月21日

日本学童保育学会設立大会

 先週末(6月19日・20日)、もしも名古屋に居たらきっと仕事と休日のON・OFFがなく、しかも“仕事”をしたとしてもあまり具体的成果がないままナントナク過ぎてしまったんだろうな…という中、今回、思い切ってタイトル大会へ参加した(この大会が何か?については、タイトルからリンクし見てください)。
 出発直前まで参加するか、それでも具体的実務を一つでもこなすことを取るのかを迷ったが(^^ゞ、思い切って参加して良かった。
 今回は文字通り学童保育学会立ち上げの大会であったものの、学童保育に関する各研究発表の場でもあった。
to be continueede

2010年6月18日

OBの皆さんへ

 先の投稿で中川学童の特長の一つを紹介しましたが、OBの皆さんとも繋がっていること、このこともそんな特長の一つです。
 先日、子どもたちが帰った後事務仕事とをしているとOBの方から
「今、M(たまり場の焼き肉屋さん)で飲んでいるんだけど、出てこない?」
と。本当に嬉しいお誘いです。
 また、先日は近況報告と共に、新保育室お披露目餅つきまつりの夜、OBの皆さんと交流した時のことを「ありがとう」と、そんな丁寧なメールが届きました。
 こちらこそ、「ありがとうございます」です。
 今回のプレハブ建て替えでは、OBの皆さんには本当にお世話になりました。無精で不作法な私ですが、こうした時に力を貸して下さる…、本当に感謝です。そんなこれまで出会った沢山の皆さんに支えられて、今、私はここにいることができます。本当にありがとうございます。
 さて、もちつきまつりの夜、別席で飲んでいたものの、新しい保育室、皆さんも気になるのでしょう。みんな千鳥足で移動し(#^.^#)、改めて、暫し、新しくはなったものの懐かしい場所で旧交を温めました。
 そして名残は尽きないけれど“おひらき”の段になると、かつて学童っ子だった子が車で酔っぱらいトーチャンを迎えに!この日迎えに来たのはMちゃんと妹のAちゃん。この子たちは学童入所後、すぐに引っ越したので、会うのは20年ぶりぐらいでしょうか。人なつっこい笑顔は変わらないものの、大人の女性になっていたMちゃん。こうした瞬間があること、これもまた指導員冥利です。
 ずっとほったらかしてきてしまったため、学童で子育て論なんか語れないような私の子育てと、息子の今。時々色んなところで出会う立派な青年になった学童っ子たち、さぁ、我が息子は?

 何はともあれ、OBの皆さん、これからもよろしくお願いします。



2010年6月9日

学童DNA


 色んな特長があるここ中川学童ですが、“人が寄ってくる…”“人の寄りがいい…”というのも一つの特長なのではないかと思います。ですから、よくお迎えにみえた時、あのお姉さんは?あのお兄さんは?と思われている、お父さんお母さんもみえるのでは。 先々週だったでしょうか、その時は昨夏アルバイトで保育に入ってくれていたアメリカの大学に通うお姉さんが、帰国したからと寄ってくれました。

 そして昨日、公園であそんでいると高校2年生のOG・A実が顔を出してくれました。学童に寄ったところ、カナッチに公園に居ることを聞き追いかけてきてくれたのです。 学童との距離は各家庭、そして何よりも子どもたち一人一人違いますが、中川学童には周期的に、“ミスター学童っ子”“ミス学童っ子”と言えるような子が出現します(笑)。学童DNAをいっぱいもったそんな子です。 
 学童DNA…?惹いて言うなら 
   ・人が大好き 
   ・小さな子の面倒を自然に見ることができる 
   ・みんなで何かをやることが好き!
…などなど、そんなステキな感性があること。私はそれを学童DNAと勝手に名付けています(笑)。 
 そして、今見ている子たちにも、人が好きで、人とつながって、みんなで何かをやることが好きな子になってほしいと、そんな願いをもって日々保育にあたっています。 
 さて、昨日学童に顔を出してくれたA実は、高校生になり演劇部を頑張っています。従って部活中心の生活なので、最近、顔を出すのはほんのたまにで、しかし、年に何回か何らかの周期で、そして彼女の中で何かあったときにここに足を運びます。 だから昨日は、
「何か、話したかったんだろう?」
と尋ねると、演劇部のことを話し始めました。 新しい作品のためのオーデションがあったこと。その中の二つの役に選ばれたこと。その一つは予期していなかった役で、その発表の時、
「緊張で涙が出てきた」
とのこと。そう、昨日はこのことを話したかったのですね、聞いて欲しかったのですね。 
 制服のため、公園では思いっきり子どもたちとあそぶことはできませんでしたが、子どもの頃から変わらないA実スマイルで、チビッ子に絡んでくれる彼女の姿、そんな姿を見ることができることはまさに指導員冥利です(もちろん彼女も、今に至るまでは色んなことがあり、それを乗り越えてきました)。
 公園から自転車を押して一緒に帰ってくれたA実、学童についてしばらくすると、
「ジャァ、帰るわ。今から友だちに会うんだ」
と。学校が終わって友だちと会うまでの間、フッと寄ることができる場所が地域にあること、学童は高校生になったA実にとっても、確かな“イバショ”なのですね。そしてそんな時に話しを聞いてくれる気心が知れた指導員がいる…、このことも手前味噌ではありますが、とても大切なことです。
 こうしたことからも、地域から学童をなくしてはいけませんね。今年度、名古屋市の学童制度は一定前進しました。しかし、助成金額がどこの学童も一緒など、まだまだその内容は不十分です。こうした中、まもなく制度改善へ向けて請願署名活動を取り組みますが、今回の要求項目には『指導員・経験加給の新設』があります。その必要性は、今回のエピソードでもわかるのではないでしょうか?
 ところでそのA実ですが、なんとまぁ、そんな気を遣わなくてもいいのに…と思うのですが、このところはおやつの差し入れも持って…。

2010年6月6日

マイ・ブラザー

 今日の休日は、久々に職場に一歩たりとも足を踏み入れない一日に。
 そしてそんな休日は、やはり映画。ここ数ヶ月息をつくまもないくらい忙しく、いくつ“観たい”と思った映画を見逃してきたことか・・・。
 何を観よう?公開日などからできるだけ古いモノから選ぶのが鉄則だが、ネットでの予告編に流れるU2の曲に惹かれ、今日は『Brother』を。
 大正解!ストーリーと共にそれぞれの俳優の演技はすばらしく、あっという間にエンディングに。私の場合、映画を観るときは基本的にビール片手(両手(^^ゞ?)なので、作品によっては途中で必死で睡魔とたたかうなんていうことも!
 さて、その衝撃的なエンディング、この映画を観た人は、きっと多くの人が“この後をどう描くのか?”ということを考えたのではないだろうか?

 ところで、この映画のために書き下ろされたというU2の曲、現時点では発売の予定が明確でないということで、残念である。
 

2010年3月15日

5年後、大きくなったその手で…

 まもなく完成する2010年プレハブ。日々その工事は着々と進んでいます。先週3月12日(金)はテラスコンクリートの仕上げ日。事前に施工業者の方に、思いつきで
「ここに子どもたちの手形を残すことができませんか?」
と声をかけたところ、快諾して下さり、この日、決して消えることのできない思い出を真新しいプレハブに残すことができました。
 さて、この手形ですが、作業日が天候に左右され流動的であることから、同時にコンクリートが固まるタイミングもあるので、対象はこの日&この時間に入所学年全員が帰所していた、2009年度入所の1年生8人。
 まもなく卒所する6年生3人。この子たちが入所した年も8人という沢山のお友だちが学童っ子となりました。しかし卒所(6年間学童に在籍したこと)は3人。
 新しい保育室に“今”を記した8人のお友だち。5年後みんながこの手形に、大きくなったその手のひらを重ねることができるといいですね。
 子どもたちが手形をつける時、優しく見守って下さっていた職人さん、ありがとうございました。H輝くんはこんな初体験です、別の場所に手をつき大きなくぼみを作ってしまいました(#^.^#)。また、子どもたちが保育室に戻った後、丁寧に仕上げられていたテラス側面には至る所に足が当たった後が…。職人さんは何も言わず、修正して下さっていました。

2010年3月6日

砂浜に想いを…

卒所旅行1日目

 雨の中出発した、2009年度卒所旅行。
午後に予定していた芝生広場での体験はできなかったものの、雨天時対策で考えていた体育館プログラムを実行!ほぼ貸し切り状態のような体育館で、普段余り行うことができない“本格”卓球やバトミントンで、また、器具庫にあるその他スポーツ&運動グッズを使って約2時間たっぷり汗をかきました。
 こうなってくると子どもたちの気分も上々!そんな子どもたちのパワーが届いたのか、体育館を出ると雨は上がっていて、水平線と雨雲を割くかのように太陽の光が!
 そんな海を横目に次は子どもたちで決めた『一刀彫り』体験。常滑焼きの湯飲みに彫刻刀を使ってデザインします。この時の子どもたちの集中力といったら!そんな彼ら一人一人の横顔に、これまでの成長を感じました。思い思いのデザインを施し部屋を出ると、眼前に広がる海には、ナント!オレンジ色の絨毯が!
 サンセット。天気予報では一日中雨だったのに…。
この卒所旅行の前に卒所論文を仕上げた今年の6年生三人。そんな彼らの6年間に神様がプレゼントしてくれたのでしょうか?夕食前、みんなで浜辺行き、荘厳な空間の中で思い思いの時を過ごしました。
 Aちゃんはどこから流れ着いたのか、浜辺に落ちていた竹を拾い、砂浜に色んな想いを綴っていました。色々な事があった6年間、きっと学童に行きたくないと思った時期もあったことでしょう。しかし今ここにいること、きっとそれは間違いではなく、保護者の皆さんに支えられながら、かけがえのない時をかけがえのない仲間と過ごしてきたこと、それはいつまでも忘れることのできない思い出になることでしょう。
 人一倍感性が豊かなSちゃんは、ずっと海を眺めていました。その胸には?
 そして自分なりのこだわりが強いTくん、お母さんへのお土産に…と、ずっと貝殻を拾っていました。

 さぁ、6年生のみんな、そして特別同行の5年生Kくん、明日も一日楽しもう!