2009年5月15日

オマエに、言われたくな~い!

 日一日と大きくなるにつれ、その顔がますますお父さんに似てくるS一郎。そんなS一郎くんは卒所してからもちょくちょく学童に顔を出してくれます。それは在籍している弟がいるばかりでなく、彼自身学童のことが気になるようで、そんな彼の気持ちは指導員としては嬉しい限りです。先日も19:00過ぎに学童の前を通り過ぎようとしたS一郎に
「塾へ行く途中?」
と尋ねると、
「いや、なんとなく気になったから…」
と(#^.^#)。そして、そのそのS一郎ですが何故か私のことを気遣ってくれていて、在所してる時塾から帰る時に学童に寄り、事務をしている私に、
「シャリバン、たまには早く帰らんといかんよ!」
また、ある時は、
「シャリバン、がんばってね。でもやりすぎはいかんよ。ボクみたいなのはダイジョウブだけど、シャリバンはバッタ~ンって行くタイプだから」
と、まるでオヤジKids!
 さて、先日も保育中に顔を出したS一郎。帰る前の時間であったため、自由あそび時間を切り上げ集団保育に移ろうと、外であそんでいる子に、

「さぁ、みんな中に入って!」
と声をかけるとK樹が憮然と
「エーッ、Y斗、今外に出たばかりだよ(自由あそびができなくてかわいそうだよ!)」
そう、それまで宿題をずっとやっていたY斗は、少し前に外へ出たばかりです。そこでK樹に
「わかった、じゃぁ、あと10秒ね!」
と言うと、K樹は当然、
「エーッ!」
「わかった、わかった、じゃぁ、あと11秒ね!」
すると、K樹とのやりとりを聞いていたS一郎、プッと吹き出しながら、
「シャリバンも、進歩していないね!」
「……」
           オマエに、言われたくな~い!
 こうしたエピソードからもわかるように、S一郎はKYなところは多々あるものの、憎めない誰からも慕われる子です(#^.^#)。ですから、中学になって彼の顔を見ることができない毎日は、何か寂しいものがあります。何が一番寂しいかって…、それは相棒指導員・ミッキーと、
「S一郎~ッ!
ってハモれないことかな(#^.^#)。
 
 ところで、先のエピソード、てだのふぁに掲載しようとメモしてずっとデスクの上に置いてあったので、これでやっと破棄できます(笑)。

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