2011年6月7日

I'm 学童指導員

 指導員の仕事って…?
魅力あるものの、きっと多くの指導員の皆さんが悩みながら、日々働いていることと思います。
 子どもたち、そして保護者の皆さんと心が通ったときの喜び、逆に想いが空回りし心の置き場がなくなってしまうときなど、その魅力や悩み、それは何れも人が相手であることから。
 そしてその仕事の中身も際限がないことも魅力であると共に、これもまた多くの指導員を苦しめていることになっているのではないかと思います。
 さて、そんな指導員の仕事って?
『日本の学童ほいく』誌・6月号に垣内 国光先生が「共感共生労働としての学童保育」という論文を寄稿されていて、指導員の仕事について論じて下さっています。
 指導員の仕事を“ケア労働”として問題提起されると共に、指導員を「余計なことまでしたがる人々」と。「余計なことまでしたがる人々」…、我が身を振り返るとジグソーパズルの最後の1ピースのように、まさにピッタリとはまります(#^.^#)。そしてこの定義は指導員に対しての最大の賛辞なのではないかと思います。
 以前、港区連協20周年記念で三上 満先生の講演を行ったとき、我が身、我が家庭を省みず学童の父母会や連絡協議会の活動にのめり込む人のことを、
「お人好しでおっちょこちょいの人」
とし、そんな
「お人好しでおっちょこちょいの人が、運動をつくり支えている」
と述べられたとき、温かなエールを贈られたと感じましたが、「余計なことまでしたがる人々」にも同じような響きと温かさが。

 さて、前置きがながくなりましたが、日々学童保育の現場で奮闘されている指導員の皆さん、本当にご苦労さまです。
 垣内先生の「共感共生労働としての学童保育」には指導員の仕事についてのヒントがあるとともに、これからのバイブルの一つになることと思います。ぜひ、お読み下さい。
 もちろん、保護者の皆さんも。

 mixiに私が管理人を務める『学童保育-仲間の広場-』コミュもあるので、良ければ、コチラもご参考に。

《写真》8年前の娘。従姉妹達と。

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