2012年2月12日

きみのまちははれてるかな?part,2

 昨日は、思わず
「きみのまちははれてるかな?」
と、誰彼ともなく語りかけたくなるような、そんな一日でした。
 週末から帰省しており、実家から30㎞のところにある木曽ふくしまスキー場へ出かけました。なぜ突然スキーかというと…。学童に6年間在籍した子どもたちとの“記念&思い出づくり”企画、これを卒所旅行といい、今年の内容はスキー体験ということになりました。ただ、私自身スキーは丸三年やっていないので、今回はその前の慣らしということで。また、目的地が同スキー場であるためゲレンデ状況の確認、それも目的の一つでした。
 さて、その久しぶりのスキーですが、もう40年もやっていれば身体に染みついているので、特別上手いわけではありませんが、だからといってヘタでもなく(#^.^#)、気持ちよく存分に滑ることができました。
 木曽ふくしまスキー場はスキーヤーオンリーであると共にファミリー向きであり、初心の子でも安全に滑ることができるので、スキー体験の卒所旅行では3回ほど利用しています。そしてこのスキー場の一番の魅力は、ナント言ってもそのロケーション!
 ぬけるような青空の下、360度の大パノラマはまさにパラダイス!
 眼前にそびえ立つ御嶽山は言うまでもなく、
遠くは八ヶ岳連峰、南アルプス連峰、
木曽駒…、
そして乗鞍と…、
真っ白な雪をたたえた山々、そしてどこまでも青く深い空…、もうそれは本当に美しく、心の中でただただ、
「ありがとう」
と。

 こうした光景を前にすると、これをずっとずっと残していかなければ、子どもたちに残していかなければ…と。このとき私の口をついた歌、それは笠木透の『我が大地のうた』

かもめどり 黒松 岩礁海岸 かつおどり 海つばめ うねる水平線
この国の 歴史を 知ってはいない
この国の 未来を 知ってはいない
けれども私は ここに生まれた けれども私は ここで育った
私がうたう歌ではない あなたがうたう歌でもない 
わが山々が私のうた わが大地が私のうた

 この曲との出会い、これは大学に入ってからですが、それはもう衝撃的でした。

私がうたう歌ではない あなたがうたう歌でもない
わが山々が私のうた わが大地が私のうた

このサビには、もうただただ泣けました。
 でもこれだけでは単なるオヤジの戯れ言なので(^_^;、無理矢理ファンモンの『未来の君へ』も頭の中で流しました(これは流すだけ、歌えない…(;.;))。

君の君たちの時代に
光が曇らないように
幸せの種を
僕たちが植えておくから

そよ風が吹いて 小鳥がさえずる 何気ない毎日の風景
窓の外は朝日が舞い降りる 笑顔で「いってらっしゃい」 

この美しい大地に、やはり原発は必要ありませんね。
 …といったところで、オススメViewpointがたくさんある同スキー場ですが、私のイチオシはリフトから見るこの光景、

青と白のコントラスト、この白樺くんたち、本当に美しいです。もしも木曽ふくしまスキー場へ出かけられる予定の方がみえましたら、ぜひ、探してみて下さいね(#^.^#)。
この日は、雲一つない時間もあれば、
このように薄い雲が緩やかに流れている時間も。
これも本当に美しかった…。

 ところで、今回帰省したもう一つの目的、それは先日、名古屋に出てきた際、母から
「暖かくなったら、いらないものを捨てに来て欲しい。軽トラで運んで欲しい」
との話しがあったから。何をどれだけ?その下調べもしなければならなかったからです。

 母屋の裏にある築100年以上にはなるであろう旧家屋。母は、ここにある
「(何かあったら)私のモノはあんたたちが勝手に捨ててもらえばいいが、私の母や祖母のモノは、あんたたちにはゴミなだけで迷惑だから…」
今、自分で処分しておかなければ…と。
 これはやがて訪れる受け止めなければならない現実ですが、しかし黙って頷くことしかできませんでした。

 最後に、話しは前後しますが、スキー後、同町にある温泉・『四季の季節(とき)』で母と叔母と待ち合わせ、入浴後、叔母の家で叔父と久しぶりに一献酌み交わしました。ですから私の車は叔母の家に置き、夜になると真っ暗な国道を今年80になる母が運転する車で実家に帰りました。

 9日(木)に母を名古屋に招いてからの週末、そしてこの連休、いい時間でした。

温泉は良かったのですが、
もともと脱衣所が狭いうえスキー帰りの人が寄るので、
その中はもう大渋滞!
直立不動で着替えなければなりませんでした(^_^;。















1 件のコメント:

  1. よっしー母2012年2月13日 16:18

    スキーの話題はテレビや雑誌で知ることができますが、身近な方からの報告にはどこか親近感があり、楽しさや自然の美しさを身を以て感じることができますね。

    素敵な写真をありがとう。

    イイナー。
    卒所旅行。
    一緒に行きたいくらいです。

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