2010年8月16日

Mちゃん、お手紙ありがとう!そして学童の中で…

 8月6日(金)の引率保育中に発熱(^_^;…。
まったく情けない。原因はあきらかに不摂生。子どもたち、そして保護者の皆さんには「早寝早起きで規則正しい生活を心がけ、健康で楽しい夏休みに」、また、パートさん面接の時には「体調不調は注意散漫のもと。重大な事故につながる可能性があるので、自らの体調管理を怠らないように…」などとエラそうなことを言っているのに。ちなみに、39度2分出たこの日の引率保育、熱でボーッとしていたのだろう、ナント!自分のリュックを地下鉄に忘れるという体たらく(もちろん、なにがあっても子どもたちの確認などに抜かりはありません)。
 さて、今回体調を崩したことにより、翌日・7日の保育はグループ学童の指導員さんのサポートを得ることができ、保育は外れることに。しかし、諸々の実務があるため、朝学童に出勤すると、K学童のKちゃんは、私の顔を見るなり、
「シャリバン、おねつ、だいじょうぶ?」
こんな子どもの言葉、涙が出ます。我が学童のK真くんは、
「シャリバン、だいじょうぶ?おかあさんが、シンパイしていた」
 そして、翌週はパートーナー指導員が、K学童Mちゃんのお手紙を言付かってきてくれました。みんな、本当にありがとう(#^.^#)。
これはまさに指導員冥利!
 さて、こうした経緯の中、本日、保護者の方から、K真くんのお母さんから以下のメールが。
「お疲れ様です。シャリバンの風邪はどうでしょうか?完全復活でしょうか?たいへん失礼なんですが、あんなに“てだのふぁ”かいて、いろんなことしている姿を見ていて、本当に普通の人間なのかと思ってました…熱をだしたときいたとき、あっシャリバンも普通の人間だと、大変失礼ながら思ってしまいました。すいません。体大事にしてくださいね。家のK真さん(*1年生)は家では味噌汁の豆腐しか食べなかったんですが、この間、豆腐の味噌汁、汁も全部飲んでいました。なんだかえらく感動してしまいました。これもみなさまのおかげです。余計なことをなかながと書きましたが、これまでのことは読み流していただいて本題です。キャンプについてですが、母は一泊二日で参加を予定を出していましたが、勤務表がでてキャンプの日3日間休みになりました。可能であれば母もキャンプ初日から参加したいと思っておりますがどうでしょうか?」
 子どものみならず、こうした保護者の方からのメッセージも、やはり指導員冥利。そして、このメッセージの中には学童の最大の特長である、“子ども集団”があるという優位性も。きっとK真は味噌汁が苦手だったのでしょう。
 そういえば先日、学童給食時、K真と一緒のテーブルのK河の食器に盛りつけられていた昼食に思わず、
「シマッタ!」
私がこの日配膳を任せたパートさんに明確に指示しなかったために、K河の食器には彼の苦手な野菜が所狭しと(^_^;。中川学童のおやつや食事における一番のルールは、
   1,残さない(この意味はわかりますよね)
   2,そのために、苦手なものは最初に減らす。
 従って、この時の状況は、指導員にとっても、子どもにとっても大きなストレスである。しかし、この間のK河の状況からすると、あまりに酷である。そこでK河に、すでに手がつけられていてルールからは残すことができないものの、
「ハンブンニ シヨウカ?」
と聞くと、K河は
「ううん…(たべる)」
と、首を左右に!
 この日、時間はかかったものの、同じ班のK真とK河は苦手な食べものも残さず最後まで。

 学童で、みんな着実に大きくなっている。

 さぁ、キャンプはこんな子どもたちの“今”を肴に、大いに交流しましょう!