2011年2月15日

I Do It For You

 まさにブライアン・アダムス!といった一枚。
 アコースティック・ギターとピアノだけでこれだけやってしまうとは。
 これはブライアンのファンでなくても、手にとって損はないAlbumだと思います。車が嫌いな私でも、飲んでいなければ(^^ゞカーステ(もうこれは死語?)に入れてどこまでも走って行きたい気分。
   ところでブライアン・アダムスといえば、I Do It For You 。日頃の行い、行動からは信じてもらうことはできないかもしれないが(^^ゞ、私はいつもこんな想いで。

2011年2月12日

太平洋の奇跡


 公開日にレイトショーで鑑賞。
 さて、その内容だが、戦争について、過去を振り返りその愚かさを考えるきっかけにはなるが、映画としてはどうなのか?私的には良い映画を観た後の余韻がなかった。
 日本兵演じるスキンヘッド&入れ墨の唐沢寿明(^^ゞは不自然だったし、井上真央、中島朋子の役柄も違和感が…

2011年2月6日

共育講演会『大人が笑えば子どもも笑う』

 縁あり、タイトルの共育講演会に参加した。講師は今や世界的な著名人・大棟耕介氏。
 初めてそんな大棟さんの講演を聴いたが、最初から最後までその迫力に圧倒された。Clownに扮した大棟さん(Clown K)のパフォーマンスから始まり、途中、彼の活動を伝えるVTR鑑賞をはさみ、いよいよ大棟さんの講演。
 彼は最初の登壇とは打って変わりスーツに身をつつんでいるが、その講演はまさにパフォーマンス。イキナリ背広を脱ぎ腕時計を外しそれを演台へ置く(実はこれにも意味があった。終演前には、これらを逆の順番で身につけて行く)。良く通る声でマイクは一切使わず、壇上を所狭しと動き回り、バルーンを何度もつくりながら客席へもおりて大きな動作で語りかける。当然会場には笑顔と一体感が!
 さて、今回の感想、一言で言うなら「良かった」。このところ双方向にならない会話が多く、しかもそれに合わせてしまい自らの品位をも貶めている傾向があり、それによって自己嫌悪に苛まれているため、先ずは元気がもらえた。同時に、日々の実践で使って行きたい“引きのコミュニケーション”や学童指導員にも通じる“Clownの立ち位置”などについて学ぶことができた。
 この大棟さんの講演、オススメである。皆さんも、いかが?2月、名古屋で講演会と彼が主催するClown一座の定例公演があります。
 ちなみに、大棟さんと中川学童には縁が…。
もう20年近く前のことでしょうか、彼が名鉄に勤めながらClownを始めた頃、朝の情報番組で取り上げられ、それをたまたま見たお母さんからの情報で、彼の一座のメンバーが中川学童まつりに参加してくれたことがあったのですよ。
 また、Hospital Clownを始められた頃、メンバーに
「子どもとの接し方を体験させたい」
と、2005年10月には中川学童に来所!
 …といったところで、ちょっと一方的な思い入れがあるので(^^ゞ、終演後、出口で来場者に挨拶している大棟さんに、
「中川学童の長坂です」
と声をかけたところ、
「あっ、そうですか、ありがとうございました」
「……」
 身体全体を使い想いを込めた講演直後なので、また、本業のClown公演と共に年間150本の講演をこなす中、全国・46の病院と契約しHospital Clown活動を続け、オマケに海外まで(かなりのハードスケジュールだとおもいます)…、これは仕方ないかな(片思い(#^.^#)?)。

 最後に、大棟さんから一番学んだこと。
それは夢を持ち続け、一歩ずつ歩むことの尊さ。
彼は、スゴイ、そしてすばらしい!

 本講演を紹介して下さったMさん、ありがとうございました。

2011年2月5日

スタバのレシートに、やられた(#^.^#)!

 先日、久しぶりにスタバでコーヒーを買った。レジを済ませ、コーヒーを受け取りカウンターに背を向けようとすると、スタッフから、
「レシートは?」
と声をかけられたので、
「不要です」
と答え帰ろうとした。するとスタッフはレシートの下部を指さし、
「今日、このレシートを持って来ていただけると、100円でコーヒーが買えますよ。どこのスタバでも利用できます」
と。
 “今日、スタバでもう一杯コーヒー?”、それはあり得ないな…と思いながらも、レシートを受け取った。
 映画を見終わり、次の移動先に行こうとしたとき、スタバのレシートのことを思い出した。
 “移動中、もし自販機で缶コーヒーを買ったら120円、スタバのコーヒーが100円か…”。次の予定まであまり時間もなく、買うためには駐車場と反対の方向へ戻らなければならない。しかし、車に戻ったとき、私の手にはしっかりとスタバ・コーヒーが。
 やられた(#^.^#)!

 いつからこうしたサービスが始まったのかわからないが、見事な戦略だ。
 もう随分前のことだが、スタバが名古屋で展開され始めた頃、以前学童にお子さんを預けられていた印刷会社の社長・Aさん(故人)に、
「スタバって知っていますか?」
と問われたことがある。彼は続けて、
「コーヒー一杯の値段は安いとはいえず、おまけにセルフなのに、なぜ流行っているのかわかりますか?」
と。また、彼は実際に栄にあるスタバで、スタッフとお客さんの動きを見ながらこうしたことを考えたとも。
 中小と言えども社長、そんな経営者の視点に驚き、そのとき私は心の中で唸った。そんなAさんとはお子さんが学童を退所してからも、チラシ印刷の依頼を通して年に一度お会いしていた。その度に色んなお話しをされるのだが、本当によく色んなことを考えられていた。例えば、休日はマンガ喫茶に行き、多くの雑誌を手に取ると…。きっと紙面構成など、ご自分の引き出しを増やしていたのだと思う。彼とお話しすると、その度に“日々、目先のことに追われ、なんて自分は問題意識なく生活しているんだろう”と反省させられたが、今も毎日相変わらず(×_×)。

 さて、話しをコーヒーに戻して…。
コーヒーを一杯100円で出して利益はあるのだろうか?と考えるが、レシートにそのサービスを謳うことで、本来なら再来店の予定のないお客をリピーターとして呼び戻し100円を落とさせる。コーヒー一杯の原価を考えれば、サービスの付加価値を引いても+数十円の利益は!


 こうした発想の転換、私たちにも必要である。
 
 ところで、今回の件で以前読んだ『スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学』を思い出した。スタバのことだけでなく、広く経済の仕組みのことが分かり易く記されていて面白かった。

 私たちの学童の仕組み、どうやって変えていけばいいのか?必要とする家庭が安心して預けることができ、指導員も誇りと生き甲斐をもって働き続けることができる学童にするためには?

 「シャリバン、ボーッと生きているな!」
天国からAさんにどやされそう(#^.^#)。