子どもたちも一瞬にして引き込まれた、黒田 征太郎さんの原子力と人間の関係を問う新作絵本『火の話』
、それはもう、すごいインパクトでした。
その画風、そしてそこに綴られている一言一言は実に重たいものの子どもたちにもわかりやすく、多くの子が微動だにせず食い入るように見て&聞いていてくれました。
三日三晩考え、ニンゲンの“知恵”を信じてニンゲンに火を渡した火の神。火を手に入れたことでニンゲンの暮らしは豊になるものの、戦争、原発と裏切られます。
しかし火の神は、今度は七日七晩考えニンゲンの“魂”を信じて…。
繰り返される悲しく悲惨な歴史、今、私たちは試されています。
もう繰り返してはいけません。
さて、子どもたちにお話しをするとき、そして読み聞かせを行う時には、いつも彼らに語りかけます。例えば今回は、
「最初はニンゲンの“チエ”を信じて火を渡した火の神。では、なぜ今度は“チエ”ではなく“タマシイ”なのかな?」
と。
みんな、どんな答えをもってくるのかな?
その画風、そしてそこに綴られている一言一言は実に重たいものの子どもたちにもわかりやすく、多くの子が微動だにせず食い入るように見て&聞いていてくれました。
三日三晩考え、ニンゲンの“知恵”を信じてニンゲンに火を渡した火の神。火を手に入れたことでニンゲンの暮らしは豊になるものの、戦争、原発と裏切られます。
しかし火の神は、今度は七日七晩考えニンゲンの“魂”を信じて…。
繰り返される悲しく悲惨な歴史、今、私たちは試されています。
もう繰り返してはいけません。
さて、子どもたちにお話しをするとき、そして読み聞かせを行う時には、いつも彼らに語りかけます。例えば今回は、
「最初はニンゲンの“チエ”を信じて火を渡した火の神。では、なぜ今度は“チエ”ではなく“タマシイ”なのかな?」
と。
みんな、どんな答えをもってくるのかな?
多くの皆さんに、
日本のみならず世界中に広めたい、
そんな絵本です。
出版:石風社
書評:北海道新聞・卓上四季