2012年11月27日

あらじんのまほう

 11月23日、あらじんのまほうに…。
 
 この日、三重県菰野町で開催された、あらじんこと荒巻仁さんの講演会を聴講しました。
 伊勢湾岸道などを使えば、本来なら会場へは1時間程度で着くはずなのに、この日は渋滞のツボに(^_^;。先ずは自宅から高速・伊勢湾岸道に乗るまで。この高速へは何もなければ15分程度で入ることができますが、高速の入り口にあるポートメッセで何かのイベントが行われていたため、そこへ向かう車が入り口をふさぐ形になり、ここが大渋滞。
 通常の倍以上の時間を費やしやっとの思いで高速に乗り、しばらくは雨上がりの美しい伊勢湾を見ながら快調に走るものの、

途中、〝道路情報・四日市近辺の「渋滞9Km」〟で下道を選択。結果的にこの選択が誤りで(×_×)、会場まで2時間近くかかり講演開始10分後の入りとなってしまいました(ごめんなさい)。
 こうした経緯の中で聴講した講演、一言で表すなら「いいね!」です(#^.^#)。あらじんさんの経歴&生い立ちについては絵本等で知っていましたが、ご本人から語られるそれには絶句、言葉にはなりません。
 だからこそ、すべての子どもたちの笑顔ために、それが「自分の使命である」という彼の揺るぎない想いには、本当に共感できると共に深い感銘を。また、そのために展開している具体的な行動には、ただただ頭が下がります。
 さて、今回の講演のテーマは「しつけ」と「虐待」。このテーマにそったお話しもさることながら、その根本となる家族、そして子育てにおけるベースを振りかえさせられるお話しは本当に充実しており、これまでの実践を確かめこれからの方向性を検証する、良いきっかけとなりました。

 最後に、この講演の中で彼が引用したウィリアム・ウォードの言葉を引用します。

The mediocre teacher tells.
The good teacher explains.
The superior teacher demonstrates.
The great teacher inspires.
凡庸な教師は指示をする。
良い教師は説明をする。
優れた教師は範となる。
偉大な教師は内なる心に火をつける。
 私たちの仕事も、子どもたちだけでなく、どう保護者の心にも火をつけるか、火を灯すかです。
 その他、講演の中で彼のお子さんが歌った『ボクのコトバ』など、お土産をたくさんいただいた一日となりました。
 あらじんさん、ありがとう。
 そしてこの講演会を紹介してくださったIさんにも、感謝!

 そうそう、お土産といえば、これも(#^.^#)!


2012年11月22日

人生の教科書と石原発言

 これはある保護者の方から、
「私の人生の教科書です」
と紹介され貸していただいた絵本です。
 一読後、早速グループ学童指導員全員でシェア。
 そう、これは誰もの教科書になる、また、特に子どもに関わる仕事をしている私たちであれば、手引きにしなければならないそんな一冊(シリーズ)です。 障がいが“ある”“ない”に関わらず、物の見え方、見方、感じ方、捉え方は誰一人として同じではなく、だからこそ一人一人に寄り添うこと、これが私たちの仕事のベースです。ベースにしなければなりません。

 尊重されなければならない、それぞれの今と想い。

 しかし、
日本維新の会の石原慎太郎代表は20日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で講演し、外交政策について「軍事的な抑止力を強く持たない限り外交の発言力はない」と指摘した。その上で「核兵器に関するシミュレーションぐらいはやったらいい。防衛費は増やさないといけない。防衛産業は裾野が広いので、日本の産業も、中小企業も助かる」と述べた。
    産経ニュースより引用

このことは、どう考えても尊重できません。

2012年11月20日

世界子どもの日

 今日・11月20日は世界子どもの日。

 今朝の朝日新聞朝刊に、今日この日にちなみ『子どもの目線に立ち、言い分を「聴いて共感する」ことが大切』との、尾木ママでお馴染みの教育評論家・尾木直樹氏の言葉が掲載されていました。これは子どもたちに向き合うにあたっての基本的なことで、常に心していなければならないことです。
 しかし、ついつい上から目線になってしまったり、過去の事例などから決めつけてしまったり…と、日々反省。世界子どもの日の今日、改めてこのことを確かめたいと思います。

 さて、この日もう一つ思いだすのはコルチャック先生と、彼を描いた映画です。
 コルチャック先生は、彼の「子どもは生まれたときからすでに人間である」という考えが、1989年に国連で採択された「子どもの権利条約」に大きな影響を与えたので、“「子どもの権利条約」の父”とも言われています。
 そんなコルチャック先生は、自分だけは逃げることができたのにも関わらず、1942年8月6日、自ら運営する孤児施設の子どもら200余名と一緒にトレブリンカ絶滅収容所に送られ、非業の死を遂げました。映画では、子どもたちと共に自ら収容所へ向かって歩く先生が描かれていますが、その姿は尊厳に満ちあふれていました。
 この映画、オススメの一本ですが、残念ながら現在ではほとんど手に入らないかな?押し入れの中からVHSを探しだしDVDにダビングしなければ!

世界こどもの日(国連広報センター)



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2012年11月17日

港区との懇談会


2012年度10月父母会
  去る11月16日(金)に開催された、港区との懇談会に中川学童からは、ナント!16名の保護者の方が参加。
 例年、ここへは区連協担当と父母会会長+数名が参加するだけでした。しかし、今年度の担当保護者が父母会やネットでこの懇談会のもつ意味と、参加することの重要性を訴えたところ、多くの皆さんが応えてくれました。
 参加された皆さん、本当にお疲れさまでした。



 各行事への積極的参加があり、交流会などでは抜群の結束力を見せる、そんな内に多大なパワーを秘めている中川学童父母会。今回の経験により、今後はそれがより外へ向かうもの(学童制度改善へ向けての運動)にヴァージョンアップできるのではないでしょうか?
 子どもたちが活き活きと生活し、みんなが大切に思っている学童保育。しかし依然としてその制度は不十分で、多くの困難を抱えて運営しています。抜本的な解決は…?共に学びながら運動を進めて行きましょう。



2012年11月10日

葉っぱのフレディ

 フレディ、今日君は親友のダニエルとどんな話しをしていたのかな?
もうすぐ君の新たな旅が始まるね。

2012年11月1日

Forever Young

 今、必死で堪えていることがある(#^.^#)。

 絵本の読み聞かせは日々の保育の中で大切にしており、数ある絵本などの中から何を読むのかを選択するのは、私にとっては悩ましくも、ある意味、至福の時。

 今、子どもたちに読みたい絵本、
それは、とある知人(なかま)がFBで紹介していた一冊・『はじまりの日』。
 これは本当に秀作!
今、すぐにでも読み聞かをせしたい!

 でも、我慢、我慢。
これは、今年度の卒所式(6年間学童に在籍した子&家庭を、みんなで称えお祝いするセレモニー)での卒所生へのメッセージとして、その場で読み聞かせを行いたいと…。

 この絵本を手に取り、久しぶりに聴いたBob Dylan。鳥肌が立つ。

 卒所式まであと5ヵ月、我慢できるだろうか?
明日にでも、読み聞かせたい(^_^;…。