2010年6月21日

日本学童保育学会設立大会

 週末(6月19日・20日)、もしも名古屋に居たらきっと仕事と休日のON・OFFがなく、しかも“仕事”をしたとしてもあまり具体的成果がないままナントナク過ぎてしまったんだろうな…という中、今回、思い切ってタイトル大会へ参加した(この大会が何か?については、タイトルからリンクし見てください)。
 出発直前まで参加するか、それでも具体的実務を一つでもこなすことを取るのかを迷ったが(^^ゞ、思い切って参加して良かった。
 今回は文字通り学童保育学会立ち上げの大会であったものの、学童保育に関する各研究発表の場でもあった。
to be continueede

2010年6月18日

OBの皆さんへ

 先の投稿で中川学童の特長の一つを紹介しましたが、OBの皆さんとも繋がっていること、このこともそんな特長の一つです。
 先日、子どもたちが帰った後事務仕事とをしているとOBの方から
「今、M(たまり場の焼き肉屋さん)で飲んでいるんだけど、出てこない?」
と。本当に嬉しいお誘いです。
 また、先日は近況報告と共に、新保育室お披露目餅つきまつりの夜、OBの皆さんと交流した時のことを「ありがとう」と、そんな丁寧なメールが届きました。
 こちらこそ、「ありがとうございます」です。
 今回のプレハブ建て替えでは、OBの皆さんには本当にお世話になりました。無精で不作法な私ですが、こうした時に力を貸して下さる…、本当に感謝です。そんなこれまで出会った沢山の皆さんに支えられて、今、私はここにいることができます。本当にありがとうございます。
 さて、もちつきまつりの夜、別席で飲んでいたものの、新しい保育室、皆さんも気になるのでしょう。みんな千鳥足で移動し(#^.^#)、改めて、暫し、新しくはなったものの懐かしい場所で旧交を温めました。
 そして名残は尽きないけれど“おひらき”の段になると、かつて学童っ子だった子が車で酔っぱらいトーチャンを迎えに!この日迎えに来たのはMちゃんと妹のAちゃん。この子たちは学童入所後、すぐに引っ越したので、会うのは20年ぶりぐらいでしょうか。人なつっこい笑顔は変わらないものの、大人の女性になっていたMちゃん。こうした瞬間があること、これもまた指導員冥利です。
 ずっとほったらかしてきてしまったため、学童で子育て論なんか語れないような私の子育てと、息子の今。時々色んなところで出会う立派な青年になった学童っ子たち、さぁ、我が息子は?

 何はともあれ、OBの皆さん、これからもよろしくお願いします。



2010年6月9日

学童DNA


 色んな特長があるここ中川学童ですが、“人が寄ってくる…”“人の寄りがいい…”というのも一つの特長なのではないかと思います。ですから、よくお迎えにみえた時、あのお姉さんは?あのお兄さんは?と思われている、お父さんお母さんもみえるのでは。 先々週だったでしょうか、その時は昨夏アルバイトで保育に入ってくれていたアメリカの大学に通うお姉さんが、帰国したからと寄ってくれました。

 そして昨日、公園であそんでいると高校2年生のOG・A実が顔を出してくれました。学童に寄ったところ、カナッチに公園に居ることを聞き追いかけてきてくれたのです。 学童との距離は各家庭、そして何よりも子どもたち一人一人違いますが、中川学童には周期的に、“ミスター学童っ子”“ミス学童っ子”と言えるような子が出現します(笑)。学童DNAをいっぱいもったそんな子です。 
 学童DNA…?惹いて言うなら 
   ・人が大好き 
   ・小さな子の面倒を自然に見ることができる 
   ・みんなで何かをやることが好き!
…などなど、そんなステキな感性があること。私はそれを学童DNAと勝手に名付けています(笑)。 
 そして、今見ている子たちにも、人が好きで、人とつながって、みんなで何かをやることが好きな子になってほしいと、そんな願いをもって日々保育にあたっています。 
 さて、昨日学童に顔を出してくれたA実は、高校生になり演劇部を頑張っています。従って部活中心の生活なので、最近、顔を出すのはほんのたまにで、しかし、年に何回か何らかの周期で、そして彼女の中で何かあったときにここに足を運びます。 だから昨日は、
「何か、話したかったんだろう?」
と尋ねると、演劇部のことを話し始めました。 新しい作品のためのオーデションがあったこと。その中の二つの役に選ばれたこと。その一つは予期していなかった役で、その発表の時、
「緊張で涙が出てきた」
とのこと。そう、昨日はこのことを話したかったのですね、聞いて欲しかったのですね。 
 制服のため、公園では思いっきり子どもたちとあそぶことはできませんでしたが、子どもの頃から変わらないA実スマイルで、チビッ子に絡んでくれる彼女の姿、そんな姿を見ることができることはまさに指導員冥利です(もちろん彼女も、今に至るまでは色んなことがあり、それを乗り越えてきました)。
 公園から自転車を押して一緒に帰ってくれたA実、学童についてしばらくすると、
「ジャァ、帰るわ。今から友だちに会うんだ」
と。学校が終わって友だちと会うまでの間、フッと寄ることができる場所が地域にあること、学童は高校生になったA実にとっても、確かな“イバショ”なのですね。そしてそんな時に話しを聞いてくれる気心が知れた指導員がいる…、このことも手前味噌ではありますが、とても大切なことです。
 こうしたことからも、地域から学童をなくしてはいけませんね。今年度、名古屋市の学童制度は一定前進しました。しかし、助成金額がどこの学童も一緒など、まだまだその内容は不十分です。こうした中、まもなく制度改善へ向けて請願署名活動を取り組みますが、今回の要求項目には『指導員・経験加給の新設』があります。その必要性は、今回のエピソードでもわかるのではないでしょうか?
 ところでそのA実ですが、なんとまぁ、そんな気を遣わなくてもいいのに…と思うのですが、このところはおやつの差し入れも持って…。

2010年6月6日

マイ・ブラザー

 今日の休日は、久々に職場に一歩たりとも足を踏み入れない一日に。
 そしてそんな休日は、やはり映画。ここ数ヶ月息をつくまもないくらい忙しく、いくつ“観たい”と思った映画を見逃してきたことか・・・。
 何を観よう?公開日などからできるだけ古いモノから選ぶのが鉄則だが、ネットでの予告編に流れるU2の曲に惹かれ、今日は『Brother』を。
 大正解!ストーリーと共にそれぞれの俳優の演技はすばらしく、あっという間にエンディングに。私の場合、映画を観るときは基本的にビール片手(両手(^^ゞ?)なので、作品によっては途中で必死で睡魔とたたかうなんていうことも!
 さて、その衝撃的なエンディング、この映画を観た人は、きっと多くの人が“この後をどう描くのか?”ということを考えたのではないだろうか?

 ところで、この映画のために書き下ろされたというU2の曲、現時点では発売の予定が明確でないということで、残念である。