2011年2月6日

共育講演会『大人が笑えば子どもも笑う』

 縁あり、タイトルの共育講演会に参加した。講師は今や世界的な著名人・大棟耕介氏。
 初めてそんな大棟さんの講演を聴いたが、最初から最後までその迫力に圧倒された。Clownに扮した大棟さん(Clown K)のパフォーマンスから始まり、途中、彼の活動を伝えるVTR鑑賞をはさみ、いよいよ大棟さんの講演。
 彼は最初の登壇とは打って変わりスーツに身をつつんでいるが、その講演はまさにパフォーマンス。イキナリ背広を脱ぎ腕時計を外しそれを演台へ置く(実はこれにも意味があった。終演前には、これらを逆の順番で身につけて行く)。良く通る声でマイクは一切使わず、壇上を所狭しと動き回り、バルーンを何度もつくりながら客席へもおりて大きな動作で語りかける。当然会場には笑顔と一体感が!
 さて、今回の感想、一言で言うなら「良かった」。このところ双方向にならない会話が多く、しかもそれに合わせてしまい自らの品位をも貶めている傾向があり、それによって自己嫌悪に苛まれているため、先ずは元気がもらえた。同時に、日々の実践で使って行きたい“引きのコミュニケーション”や学童指導員にも通じる“Clownの立ち位置”などについて学ぶことができた。
 この大棟さんの講演、オススメである。皆さんも、いかが?2月、名古屋で講演会と彼が主催するClown一座の定例公演があります。
 ちなみに、大棟さんと中川学童には縁が…。
もう20年近く前のことでしょうか、彼が名鉄に勤めながらClownを始めた頃、朝の情報番組で取り上げられ、それをたまたま見たお母さんからの情報で、彼の一座のメンバーが中川学童まつりに参加してくれたことがあったのですよ。
 また、Hospital Clownを始められた頃、メンバーに
「子どもとの接し方を体験させたい」
と、2005年10月には中川学童に来所!
 …といったところで、ちょっと一方的な思い入れがあるので(^^ゞ、終演後、出口で来場者に挨拶している大棟さんに、
「中川学童の長坂です」
と声をかけたところ、
「あっ、そうですか、ありがとうございました」
「……」
 身体全体を使い想いを込めた講演直後なので、また、本業のClown公演と共に年間150本の講演をこなす中、全国・46の病院と契約しHospital Clown活動を続け、オマケに海外まで(かなりのハードスケジュールだとおもいます)…、これは仕方ないかな(片思い(#^.^#)?)。

 最後に、大棟さんから一番学んだこと。
それは夢を持ち続け、一歩ずつ歩むことの尊さ。
彼は、スゴイ、そしてすばらしい!

 本講演を紹介して下さったMさん、ありがとうございました。

0 件のコメント:

コメントを投稿