今年入所した1年生のYくん。コマが上手いためみんなからの信頼も厚く、私たち指導員からみてもしっかり者です。
しかし、線が細いところもあり、家族が恋しく、学校へ行く前、そして学校でもまだまだ泣けてしまうよう。しかし、そんな寂しい思いを心の片隅に抱えながらも、もしかしたらがんばってしまっているかもしれませんが、学童では笑顔いっぱい、そして思いっきり走り回っています。
さて、7月2日(金)・3日(土)で行ったお泊まり会。Yくんは不安を抱えながらの参加でしたが、上級生にも支えられながら、彼自身、一つの壁を乗り越えました。このことで彼自身、学童がまた一つ近くなったのでしょう。Yくんは七夕の短冊に、
“ずーっと、がくどうにいきたいです”
と、記しました。
こうした子どもの想い、嬉しいですね。
子どもが自ら「行きたい」と思える学童を創っていかなければ…と、改めて思います。
ところで七夕の夜、ここ名古屋はお天気が悪く、Yくんの想いは空へは届かなかったかもしれません。しかし、Yくんの願いは私たちの手で実現させることができます。
子どもたちが活き活きと通え、経済的事情に左右されず保護者の皆さんが安心して預けられるよう、また、学童で働く指導員も展望を持って働き続けることができるよう、そんな学童になるよう行政に働きかけて行きましょう。また、現状改善の取り組みを共に進めて行きましょう。
2010年7月8日
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すばらしい!!
返信削除思わず抱きしめてしまったのでは?
元気がでますね。
そんな子供たちの気持ちと
それに父母の気持ちがつながって
今の学童があり、これからも続けていけると思います。
学童発展のため共にがんばりましょう!!