2012年11月1日

Forever Young

 今、必死で堪えていることがある(#^.^#)。

 絵本の読み聞かせは日々の保育の中で大切にしており、数ある絵本などの中から何を読むのかを選択するのは、私にとっては悩ましくも、ある意味、至福の時。

 今、子どもたちに読みたい絵本、
それは、とある知人(なかま)がFBで紹介していた一冊・『はじまりの日』。
 これは本当に秀作!
今、すぐにでも読み聞かをせしたい!

 でも、我慢、我慢。
これは、今年度の卒所式(6年間学童に在籍した子&家庭を、みんなで称えお祝いするセレモニー)での卒所生へのメッセージとして、その場で読み聞かせを行いたいと…。

 この絵本を手に取り、久しぶりに聴いたBob Dylan。鳥肌が立つ。

 卒所式まであと5ヵ月、我慢できるだろうか?
明日にでも、読み聞かせたい(^_^;…。



2012年10月27日

季節の便り

 私の実家は農家ではないが、秋になると田舎の母から洋なし(ラ・フランス)やリンゴが届く。
 田舎の母からの荷物。
どうだろう、毎年、一言メッセージと共に年に7,8回は届くこの荷物。親にとって、子はいつまでも子なのだろう。その荷物の中身は、
「エッ、こんなものまでも?」
と思う物も。
 孫へ向けたお菓子と共に、今回はほうれんそうが!
 私をここに生かしてくれている親の想いにどれだけ報いているのか、ほうれんそうに涙が出る。

http://www.youtube.com/watch?v=2KnShDMNF_w

2012年10月14日

海賊キッドの秘宝を探せ!


秘宝の地図を手に入れるために、最後の戦いへ!

  「痛快!」
 この言葉は、まさにこの日のために!
10月13日(土)。
港区子どもまつりへの協力依頼と打ち合わせに日本独楽博物館に伺ったときに、こまのおっちゃんから紹介された『海賊キッドの秘宝を探せ!』に、土曜日一日保育のプログラムとして子どもたちと出かけました。
 この企画は、バーチャルでない本物のロールプレイングゲームであり、しかもよくぞここまで周到に準備を…と、感心するばかりの内容でした。だからおっちゃんはじめスタッフの熱意溢れる練りに練られた会場設営とプログラムに、ヤツらが(#^.^#)のらないわけがありません。
指令書。チームのキャプテンに渡されます。
 子どもたちは、名古屋港のポートビル南極観測船「ふじ」と、その中間にある広場を行ったり来たり、目をキラキラ輝かせながら縦横無尽に駆け回っていました。撮影班として(^_^)V?子どもたちの後をついて回っていた私も、本当に楽しかったです。おまけに、万歩計もこの日は17,000歩と一石二鳥(ダイエット(^_^;?帰りは名古屋港から歩いて学童に)!
 中川学童では、ワクワク・ドキドキする体験をアニマシオンと定義し、これを一番大切にしています。
 そう、この日はまさにアニマシオン溢れる一日となりました。
 こまのおっちゃん、ありがとう。

何が一番楽しかったかって?
亡霊に出会うと固まらなければなりませんが、もう、子どもたちは真剣!
フリーズ!
手旗信号で、南喬観測船「ふじ」の上から広場の海賊と交信。
ゲーム開始前にいつの間にか見えなくなったこまのおっちゃん。
実はここでスタンバイしていたのですね(#^.^#)。
さぁ、今から海賊キッドとその仲間を倒しに!
腕につけた紙風船は魂。
敵に魂をとられずに、倒せるか!?
この紙風船と剣は、保育の“引き出し”に入れさせてもらいます(#^.^#)。

海賊さんから宝物を奪い返した後は、亡霊さん達とお弁当。
アレッ(#^.^#)?

2012年5月19日

Liveジャック!?

  以前このBlogでも紹介した沖縄のシンガー、ユキヒロさん。
 先日、KOZAで彼のLiveがあったので出かけました。しかし、なぜそのLive会場で私がギターを持って歌っている…かって(^_^;?
 実は、事もあろうに2月のLiveの後、飲んでいた勢いもあってか、いえいえ、彼の魅力に取り憑かれてしまった私は、ユキヒロさんに『港区子どもまつり(名古屋市)』への出演オファーをしてしまったのです(また、やっちまった(^_^;。私は計画性に欠けていて、悲しいかなよく思いつきで行動してしまい、結果自分の首を絞めてしまいます)。もちろん、私たちの組織力(資金力)では沖縄からお呼びすることはできないのですが、しかし偶然にも、第32回港区子どもまつり開催予定日・10月21日(日)はピースベルフェスティバルというイベントで、名古屋にいらっしゃっている(予定)ということだったので、思い切ってお声を。すると、そんな私のオファーをユキヒロさんは快諾して下さったのです。
 本来なら手放しで喜ぶべきことですが、酔いも醒め、日にちも経ち冷静に考えるとブルーに。先ずは予算、昨年度開催で港区子どもまつり実行委員会の繰越金は限りなく0。それ以上に、集客問題!子どもまつりという性格上、子どものステージ出演が終わると、ステージ前からは水が引くように人の姿が…。高校の合唱曲でも使われているユキヒロさんの曲ですが、果たしてどれだけの皆さんがご存知なのか?また、これからどうアピールして行くのか?
 2月のLiveで教えてもらった、手話をつけて歌うことができる『今日から明日へ』を子どもたちに紹介すると、中川学童の中では大ブレーク!4月に入所したばかりの1年生も、手話をしながら元気に、もう完璧に歌うことができます。…が、この輪をどう他学童や実行委員会へ広めて行くのか?また、子どもまつりで“ユキヒロ Live”を行う意義をどう提案し確かめあって行くのか?
 そう、先日はこんな沈んだ気持ちも抱えながら会場に。
 しかし、ユキヒロさんの歌声を聴く中(元気になれます)、そして折も折、沖縄復帰40年ということで、それに関するMCをお聞きする中、“ユキヒロ Live”を行う意義や意味はあると確信!そこで、この夜会場に来ていた皆さんのネットワークも使わせていただきアピールして行くことができたら…と、急きょマスター・TAKUさんにお願いし、Live終了後、港区子どもまつり・テーマソング『このゆびとまれ』を歌わせていただいたのです。
 本物のアーティストとの出会い、子どもたちがワクワク・ドキドキできる機会の一つになれば…、と思います。

*関係者の皆さんへ-第32回港区子どもまつりに関することについては、決定事項ではありません。
*ちなみに、中川学童を卒所し中学校で合唱部に入ったTくん、「この曲、『今日から明日へ』知っている!」と。そして4月に行われた学区子ども会総会で歌っていました(#^.^#)。…だから、これは独り言ですが、中学校・合唱部ともコラボできたら…(いかん、またやっちまう(^_^;!)。

 実はこのLiveの夜、もう一つ“また、やっちまった”ことが。どこをどう歩いたのか、気づいたら終点の名古屋港・終電地下鉄の中でした(;。;)。

2012年3月16日

to Sky Course!-卒所旅行・二日目-

 今年度の卒所旅行はスキー体験ということで、しかし今回、生まれて初めてチャレンジするというY斗がいたことから、どうなることかと心配していましたが、その心配は杞憂に終わりました。一言で言うなら、
「さすが、6年生!」
 今まで蓄えてきた力、学童で培ってきた力がベースにあるから、二日目のお昼には、経験のあるK樹・T貴と共に最上頂・スカイコースで滑ることもできるように!そんな初めての体験、心地好い披露と共に滑走する感覚が帰りの車の中でも残っていたのでしょう。Y斗は、フロントガラスから道路が流れる様子を見ながら、
「スキーで滑っているみたい」
と、何度も言っていました。
標高1,900m スカイコース

     6年 Y斗
 あのね、卒所旅行でスキーに行った。はじめは、悪魔のがけではこけてばっかりだったけど、シークレットAコースに行くにつれて、うまくなっていった。はじめのだんかいではしんじられなかった。当分スキーは行きたくないけど、来年、行きたい。

―はじめのだんかいではしんじられなかった…、初日に右も左もわからない中、初心のスクールに入っていたことからすると、まさにこれはY斗の実感でしょう。
 スクールについては、三人ともそれぞれのレベルに応じて、別々のクラスに入りました。スキーについては経験があり、一歩抜きんでているT貴は、学童で低学年の子にしてやるように、スクールで教えてもらったことをY斗にレクチャー。こうした光景は本当に微笑ましです。
 右下の写真、ここがY斗が思わず名付けた“悪魔のがけ”(笑)。最初は本当にビビリまくっていました。しかし、三人で最上頂へ行くという目標があったので、ここで数本練習し、スカイコースへのチャレンジ&クリアーとなりました。
 さて、こうした特別な取り組み、例えば今回ならスキーですが、彼らにとってはある意味その内容はどんなことでもOKなのだと思います。一緒に同じ時間と空間を共有する…、このことが彼らにとっては何よりも魅力的なのではないかと思います。


初日、3月10日↑は霧が濃くゲレンデ上部は視界0。
しかし二日目・3月11日は最高のお天気に!
上の写真と下の写真は同じ場所ですが、
彼らの後には美しい御嶽山が(#^.^#)!
 だから帰りの車中での会話などは、面白かったですよ。学校での、特に部活での悩みを話すK樹に、Y斗がぶっきらぼうだけど真剣に応えていたり…。さらに話しはこれから3年生が取り組む三宅島太鼓のことになり、まだ練習が始まっていないのに、6年生の大地の舞で誰が一番太鼓をやるのか?といったことについても。
「○○はキレイだけど、力が弱い…」
「○○は上手いけど、(姿勢が)高くなりそう」
「○○も上手いけど、すぐあきらめるからな…」
「○○はできるけど、(途中で学童)やめちゃいそうだし…」
…と。こうした話しからは、彼らなりに日々の生活の中で、学童の弟たちのことを見てくれていることがわかりとても嬉しく思いました。ただ、一緒の場所で過ごしているのでは、確かにつながっているのです。
 最後に余談ですが、卒所旅行に持って行き余ったお菓子、
パイの実としみコーンを彼らは、
「おやつに、だしゃぁ~」
と助手席に置いて行ってくれました。その時、Y斗は、もう一言、
「パイの実、自由買いで10円で売れるでしょ!」
 体の隅々まで、学童生活が
“染みコーン”でいるのですね(笑)。今回のスキーの様子、卒所式の時、動画で見てもらうことができれば…と、思います。
 また一つ大きな節目を越えた6年生のT貴とY斗。そんな二人の学童での節、あとは卒所式を残すだけになりました。
《What's 自由買い?》
 週に一回のおやつTime。毎週木曜日は上級生が学童内でお店を開き、そこで自分の好きなおやつ(お菓子)を買います。そう、学童内に駄菓子屋さんが登場するのです(#^.^#)。買い物にあたっては、本物のお金を使います。

2012年3月10日

明日は晴れるかな?-卒所旅行・一日目-

 ただ今、3月10日(土)22:15。ほんの少し前、隣の子どもたちの部屋から聞こえてきた話し声はもうなく…。当然、疲れたのだろうな(#^.^#)、もうみんな眠りの中に-。
 学童保育所に6年間在籍したお友だちは、その記念に卒所旅行を行います(一泊二日)。その目的地は当該年度の人数や男女比によって適宜対応。今年度は対象が男子3名で、子どもたちの希望からスキー体験を目的に、長野県のきそふくしまスキー場に来ています。
 今週中盤の天気予報では今週末は雨とのことで、今回の企画については随分心配しましたが、誰の行いが良かったのか(^_^;?、無事、実行できています。この時期この地方のゲレンデは、アイスバーン&シャビシャビといった状況になる傾向が多いのですが、天気が崩れたことが幸いし、昨夜雪が降ったこともあり特に問題はありませんでした。
 ただ、天気が崩れていたこと、これは事実であり、スキー場コースの上へ行くほど霧が深くなり、最上頂は視界0でした。
上の写真と同じ場所です。

 もちろん、今日は子どもたちをここに連れてくることはできませんでしたが、明日は天気が回復する中、非日常的な体験をさせてあげることができればな…と。
 場所は違いますが、明日晴れるとこの後には荘厳な御嶽山が!


明日は、晴れるかな?晴れてほしいな。

 ちなみに宿泊はスキー場から5分程度のところにある民宿『黒川荘』さん。
 築280年という趣のある、しかし古い建屋です。ただ、中は改装もされていていると共に清掃も行き届いていて、ここはとても良い宿です。

2012年3月4日

春キャベツ

 あれから10日あまり。
晴天の霹靂の出来事から今日まで、かつて経験したことのない、またおそらく二度と行う事はないであろう仕事をしてきました。
 本来なら、この時期は“卒所生送り出し&新入所児童受入れ”モードに突入しなければならないのですが、この二つのことは二の次に-。
 こうした中、今日は束の間の休息で、スタレビのコンサートに出かけました。
 スターダストレビュー…、特に思い入れがあるグループというわけではありませんが、リーダー・根本 要さんは小田和正さんが毎年行っている『クリスマスの約束』で、ここ数年はほぼ毎回セッションしており、小田さんとのコラボは私のお気に入りの一つ。根本さんのハスキーボイスが奏でるハーモニーと共に、小田さんが彼にからむMCは面白く、そこで今回のコンサート遊山となりました。
 そんな初めてのスタレビ・コンサート、今回は30周年記念ということで『30周年30曲』がテーマ、そう、4時間30曲の怒濤のライブでした。サポートメンバー以外、全員50才をこえているのに、そのステージは実にパワフル!そして、メンバー4人全員がメインボーカルでもおかしくないそのコーラスの美しさは絶品!
 そして期待していたMCは、ここはバラエティのイベント会場(#^.^#)?と思うぐらい、スタレビ・ビギナーでも楽しむことができるものでした。また、リーダー根本さんはじめメンバーの皆さん実に腰が低く(ファンを大切にしているのでしょうね)、曲間のお辞儀は実に深く長く、これもまた今日のカンドーの一つに。
 さて、スタレビ・ビギナーであるため、ほとんどが初めて聴く曲でした。だから、多くの曲が新鮮に胸に響きました。そんな中で今日紹介したい曲の一つが『春キャベツ』

    大丈夫だよ 怖がらないで ほんの少しだけ
    人と違う君をわからず 戸惑っているのさ
    感じること 考えていること 歩くスピードだって
    人それぞれだから 誰もが認め合って暮らしている

    心配ないよ これ以上 君が傷つくことはない
    色鮮やかな 春キャベツのように
    光をあびて 雄々しく生きよう

 私たちが、子どもたちに伝えなければならないことですね。


 最後に、2月22日にリリースされた『Magic~手をつなごう~』、これは子ども達と歌って行きたいな…と。


 束の間の休息、本日・3月4日(日)は『第29回 あいち学童保育研究集会』、8:00には開催会場南山高校・男子部です。
 当日、飛び入り参加、もちろんOK(#^.^#)!です。