2013年4月10日

もう、ここに子どもたちの声は響かない…

 これは置いてくることはできない。
 30年前も、1年前も、そして昨日も今日と同じ、青空の下にある一つの場所。
 しかし、そこにはもう子どもたちの声は響かない。
 ここ名古屋市港区から、また一つの学童が…。
 2005年以来、これで7ヶ所目。
 なぜ?

 昨日、成章学童に残された最後の備品・テントを引き取ってきた。ちょうど自前で建てた倉庫の解体が行われており、そこに貼られていた、想いのこもった看板が地面に。
 みんなの想いがこもったこの看板、置いて来ることはできない。
 こうちゃんと皆から慕われていた、Hさん手作りの看板。
 2012年度、こうちゃんは
6年生になった我が子が一度も登所しなかったのに、学童に在籍し続けた。しかも行事などの時は常に陣頭に。

 子どもたちのための場所である学童保育所。しかし、そこは子どもたちだけの場所ではない。
 haruちゃんも相好を崩して言う。
「(我が子を学童に預けて)
こんな好い場所があるなんて、思わなかった…」

 


 この看板、
置いてくることはできなかった。


 その時がくるまで中川学童に。

みんな、本当にお疲れさま。

また、飲もう。

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