2010年6月6日

マイ・ブラザー

 今日の休日は、久々に職場に一歩たりとも足を踏み入れない一日に。
 そしてそんな休日は、やはり映画。ここ数ヶ月息をつくまもないくらい忙しく、いくつ“観たい”と思った映画を見逃してきたことか・・・。
 何を観よう?公開日などからできるだけ古いモノから選ぶのが鉄則だが、ネットでの予告編に流れるU2の曲に惹かれ、今日は『Brother』を。
 大正解!ストーリーと共にそれぞれの俳優の演技はすばらしく、あっという間にエンディングに。私の場合、映画を観るときは基本的にビール片手(両手(^^ゞ?)なので、作品によっては途中で必死で睡魔とたたかうなんていうことも!
 さて、その衝撃的なエンディング、この映画を観た人は、きっと多くの人が“この後をどう描くのか?”ということを考えたのではないだろうか?

 ところで、この映画のために書き下ろされたというU2の曲、現時点では発売の予定が明確でないということで、残念である。
 

2010年3月15日

5年後、大きくなったその手で…

 まもなく完成する2010年プレハブ。日々その工事は着々と進んでいます。先週3月12日(金)はテラスコンクリートの仕上げ日。事前に施工業者の方に、思いつきで
「ここに子どもたちの手形を残すことができませんか?」
と声をかけたところ、快諾して下さり、この日、決して消えることのできない思い出を真新しいプレハブに残すことができました。
 さて、この手形ですが、作業日が天候に左右され流動的であることから、同時にコンクリートが固まるタイミングもあるので、対象はこの日&この時間に入所学年全員が帰所していた、2009年度入所の1年生8人。
 まもなく卒所する6年生3人。この子たちが入所した年も8人という沢山のお友だちが学童っ子となりました。しかし卒所(6年間学童に在籍したこと)は3人。
 新しい保育室に“今”を記した8人のお友だち。5年後みんながこの手形に、大きくなったその手のひらを重ねることができるといいですね。
 子どもたちが手形をつける時、優しく見守って下さっていた職人さん、ありがとうございました。H輝くんはこんな初体験です、別の場所に手をつき大きなくぼみを作ってしまいました(#^.^#)。また、子どもたちが保育室に戻った後、丁寧に仕上げられていたテラス側面には至る所に足が当たった後が…。職人さんは何も言わず、修正して下さっていました。

2010年3月6日

砂浜に想いを…

卒所旅行1日目

 雨の中出発した、2009年度卒所旅行。
午後に予定していた芝生広場での体験はできなかったものの、雨天時対策で考えていた体育館プログラムを実行!ほぼ貸し切り状態のような体育館で、普段余り行うことができない“本格”卓球やバトミントンで、また、器具庫にあるその他スポーツ&運動グッズを使って約2時間たっぷり汗をかきました。
 こうなってくると子どもたちの気分も上々!そんな子どもたちのパワーが届いたのか、体育館を出ると雨は上がっていて、水平線と雨雲を割くかのように太陽の光が!
 そんな海を横目に次は子どもたちで決めた『一刀彫り』体験。常滑焼きの湯飲みに彫刻刀を使ってデザインします。この時の子どもたちの集中力といったら!そんな彼ら一人一人の横顔に、これまでの成長を感じました。思い思いのデザインを施し部屋を出ると、眼前に広がる海には、ナント!オレンジ色の絨毯が!
 サンセット。天気予報では一日中雨だったのに…。
この卒所旅行の前に卒所論文を仕上げた今年の6年生三人。そんな彼らの6年間に神様がプレゼントしてくれたのでしょうか?夕食前、みんなで浜辺行き、荘厳な空間の中で思い思いの時を過ごしました。
 Aちゃんはどこから流れ着いたのか、浜辺に落ちていた竹を拾い、砂浜に色んな想いを綴っていました。色々な事があった6年間、きっと学童に行きたくないと思った時期もあったことでしょう。しかし今ここにいること、きっとそれは間違いではなく、保護者の皆さんに支えられながら、かけがえのない時をかけがえのない仲間と過ごしてきたこと、それはいつまでも忘れることのできない思い出になることでしょう。
 人一倍感性が豊かなSちゃんは、ずっと海を眺めていました。その胸には?
 そして自分なりのこだわりが強いTくん、お母さんへのお土産に…と、ずっと貝殻を拾っていました。

 さぁ、6年生のみんな、そして特別同行の5年生Kくん、明日も一日楽しもう!

2010年2月26日

水平線の向こう

 2月25日、今日はヘビーな一日だった。朝8時には、セレモニー以外では何年ぶりだろう?というスーツを着て緑区にある某所へ。
 その後、車を走らせ卒所旅行の下見&打ち合わせに。慌ただしい毎日、当然海を見るなんてことは日常生活の中にはなく、今日は本当に久しぶりに!今日のように天気のいい日、水平線近くを船がゆっくり進む光景、それは私が“美しいな”と思う光景の一つである。
 田舎、そして山の中で育った私には妙に海に愛着があり、大学に入り名古屋に出てきたとき、よくこの辺りを車で走った。
 当時は浜省をBGMに「サ~ヨナラ~♪・・・」なんて歌い浸りながら(^^ゞ・・・。

2010年2月12日

おそざきのレオ

 中川学童では折に触れ、絵本の読み聞かせを行っています。そんな読み聞かせ、新一年生のお友だちが入った時に必ず読む絵本は何冊かありますが、その一冊が『おそざきのレオ』です。
 子どもたち…というより、時にはお父さん・お母さんへ向けて読むことも。そしてこの絵本を読むようになったのは、別に図ったわけではありませんが今から9年前(たまたまこの頃、私がこの絵本に出会いました)、Sくん入所の年度でした。

 Sくんと絵本の主人公レオ、そしてレオとSくん、どこか似ていました。
 そのSくん、先日、一枚の紙を持って学童に寄ってくれました。

Sくんがかざしたのは、それは高校合格通知書。嬉しそうに、そして誇らしげに見せてくれたSくん。本当におめでとう。良かったね(#^.^#)。
 ところで、君の花はもう開いたのだろうか?いやいや、まだまだあわてなくていい。ゆっくり、君のペースで歩いて行こう。君には君のことを見守ってくれている、ステキな父さん・母さん、そして君につながっている人たちがいるから。
 さて、小学生の頃からずっと屈託なく純なS君は、この日も身体をはって全力で学童っ子と遊んでくれました。そんなS君の靴のかかとは昔と変わらず踏まれたまま(#^.^#)。ひとしきり公園で遊んで、
「じゃぁ、シャリバン帰るわ…」
と学童を出たSくん。
「お~い、S、リュックは?」
「アッ…」
「ダメじゃない、大事な高校合格通知書が入っているんだから…」
照れ笑いしながら戻ってきたSくんは、もう一度
「じゃぁ…」
と学童を歩いて後に。しかし、今度は
「アッ!」
と、自分で気づいてまた学童に…。
 そう、この日Sくんは自転車で学童に来ていたのです(#^.^#)。しかもサドルのない自転車で!
学童に来たときには気づかなかったので、
「お、お、おい…、サドルのない自転車、どうやって乗るの?」
「ダイジョウブ、ダイジョウブ…」
 Sくんは屈託のない、出会いの頃と変わらないS君スマイルを残して帰って行きました。

 Sくん、高校合格、本当におめでとう。
どんな時も君らしくね。


2010年1月10日

今年最初に手にした本は…

 最近、新聞の全面広告などで大きく宣伝されている『親鸞 』。
 この正月に読んでいるのだが、いやぁ~、実にオモシロイ!誇大広告ではないが、宣伝文句に踊らされ思わずその本を買ってしまい痛い目を見ることはよくあるが(^^ゞ、本書は宣伝での書評に違わない。
 言葉や、表面上の知識として知っている親鸞であり歎異抄。今年はもしかしたら、ハマルかも。
 今、職場で進めている保育室の建て替え。このプロジェクトが決まってからこれまでは、年末年始どころではなくいつになく慌ただしかったが、その建て替え期間中、間借り保育室で保育が始まると少しは落ち着くので、今年は本も少しは読むことができるかな?
 親鸞、オススメである。
 
 さぁ、後は映画、今年の初映画は?

2010年1月8日

本年も、ヨロシク!

 遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
 昨年、機動力をもって情報や想いを伝えようと、勢いよく始めたこのブログですが、やっぱりな…といった感じで(^^ゞ、HPの方も含めてなかなか投稿&更新できませんでした。言わなきゃいいのに(#^.^#)、年頭にあたり今年はもう少しこまめに投稿&更新して行きたいと思いますので、よろしくお願いします。
 さて、今年のお正月、故郷はずっと不安定な空模様であったと共に雪景色の中にありました。さて、距離にしたら名古屋と私の田舎は僅か180kmしか離れていませんが、なかなか定期的に顔を出すことができません。それ以上に、これは本当に申し訳ないことですが、忙しさにかまけて普段は両親のことに想いがおよびません。しかし田舎に帰ると、改めて両親の健康の上に今の私の生活が成り立っていることを感じます。痛感します。
 そして両親の健康に感謝!どうか、いつまでも…。