2011年1月2日

Rising Sun


 束の間の年末年始休暇。
戦前・戦中も生きた母。戦前・戦中、そして戦後の苦労はいかほどのものか?きっと言葉で語ることのできないその時代。ゆっくり話す間もないものの、しかし、母は言う。
「(私たちが生きてきた時代は)一番良かったかも…」
 敗戦、焼け跡の中から、何もない中からの高度経済成長期。そこには厳しいながらも上昇気流の中、確かに夢や希望はあった。
 しかし、今は…。
一週間前から朝日新聞では『孤族の国』、中日新聞では元旦から『子ども貧国』の連載。いったいこの国はどこへ向かうのか?向かっているのか?
 この年末年始、全国的には天気は大荒れのところも多く苦労された方も多いことと思うが、コチラは比較的穏やかで…。そんな中、田舎から名古屋への道は沈む夕日へ向かってハンドルを。
 Sunset。今日のこの光景、本当に美しかった。
 日はまた昇る…。今年もできることを一つずつ。

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