学童通信『てだのふぁ』№21
5月8日号より
昨日は雨がよく降りましたね。そんなジメジメしたいや~な一日でしたが、そんな中でも私のココロをホットにしてくれたのは、子どもたちの何気ない一言と笑顔です。 雨の一日、昨日は当然のことながら外へは出ることができず、部屋の中で「お家の人へのプレゼント」をつくっていました。そんな一日の帰り際、Yくんが
「あ~ぁ、早く明日になってほしい!」
と言うので、翌日天気が回復し、外で思いっきり体を動かしている自分をイメージしてそんなことを口にしたのかな?と思い、
「(明日は)部活があるから?」
と尋ねると、Yくんは
「ううん」
と首をふって
「(お母さんへのプレゼントを)はやくわたしたいから…」
この一言で、私のココロの中にあった雨雲が一気に吹き飛んだことは言うまでもありません。こんな子どもの想い、本当に嬉しいですね。
さて、そのお家の人へのプレゼントですが、準備ができなかったため、今年度は経験父母の皆さんにとっては「またかぁ~」というような(笑)、学童ではオーソドックスな、そして定番の『プラバン』(すみません)。しかしこうした体験も新一年生のお友だちにとっては、未知との遭遇!オーブンに入れたプラバンがクネクネと縮んで堅くなっていく様子は、その瞬間のワクワク感は、きっとコロンブスがアメリカ大陸を発見した時の比ではないかもしれませんね(大げさ!笑)!
特に、工作大好きっ子のYッキーにとっては、今回の体験はとてつもない事件だったのではないかと思います。オーブンをのぞき込みながら、
「ウワッ、ウワッ!」
と喜びの声をあげ、そしてここがYッキーのいいところですが、不思議に思ったことをきちんと言葉にすることができます。
そして、できあがったプラバンを手に取り、目をキラキラ輝かせながら、
「なんでこんなにぶっとくなったんだろう」
「あんなにでかかったのに…」
「字がなかに入っているみたい」
…と次々とそのフシギと感じたことを口にしていました。
ところで、今回のプレゼント、その素材は使い倒されたものですが、子どもたちの想いはいつも新しく、そして真っ直ぐお父さん・お母さんに向かっています。子どもたち一人一人がそれぞれの今の中で、一生懸命に作りましたよ。
プレゼント今日もらいました。
返信削除「細かいところも頑張って書いたよ!」と
誇らしげでした。
早速、普段持ち歩いているカバンにつけたところ
息子の顔がパッと輝きました。
「お父さんのときも、頼むね」と
学童を認めてもらう作戦も忘れない母でした。
Niceな対応です(#^.^#)!
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