さて、私たち指導員は…というより、保育・教育に携わる者は子どもたちの瞬時に過去となる“今”という点をつなげて、それを線にして子どもたちの今を見ている。たとえマイナスだと思うことがあったとしても、それもなければ今は存在しないだろう。そして特に学童の場合は、そのことの共感を大切にしてきている。しかしそうしてつないできたものが、そうしたすべてのものがある瞬間の点だけで否定されてしまうと、出会った時からの子どもたちの色んな想いや表情を見ている私たちは、気持ちの置き場がなくなってしまう。
こんな風に思うこと自体プロとして失格かもしれないが、また、こんな抽象的な記載、
「ナンノコッチャ?」
と思われる方が大半かと思うが、今回は熱にほだされたということで…。
ところで、学童では絵本の読み聞かせを行っており、最近出会った絵本で、そのきっかけをはかっていた絵本を、先週末、私自身へ向けても読んだ。絵本の読み聞かせを行うと、多くの子が身を乗り出しながら一生懸命聞いてくれ、そんな時の子どもたちの表情はとてもステキである。
*ちなみにこの絵本、偶然にも今年度の
学童通信『てだのふぁ』誕生日特集号と、テーマが同じです。
ゆうべ、このブログを読んでから
返信削除ずっと気になっていました。
それで、今日電話をしました。
お身体は回復されたようで、少し安心しました。
途方もなく長く地道な積み重ねをつづけてきて、
「つなげてきたものを断ち切られた」と思える瞬間
わたしも何度もどん底に突き落とされました。
「子どもたちの達成感に満ちた表情。
それをみつめる親たちの瞳」に支えられて
25年が過ぎました。
職業人としてはともかく、
親としては「突き落とす」側にまわっているようで、
ちょっぴり切ない気持ちでいます。
yukiponさん
返信削除先日はお電話をありがとうございました。
また、心配をおかけしたようで申し訳ありませんでした。
体調の方は…、
もう年を考え、締め切り直前に数日間
徹夜に近い状況を続けるという
短期集中&直前完了型(^^ゞの体質を
改めなければと思います。
ところで「突き落とす」側…、
そんなことはありませんよ。
どんなことも、きっとつきつめると
自分に返ってくるものがあり、日々、勉強です。
ただ、お互い未熟な者通し支え合いながら
明日を生み出すために、
お互い努力しているんだということ、
このことは伝わってくれればと願わずには
居られません。