2009年5月27日

優しさの中で

 先日、大切なものが壊れてしまったK樹。
その瞬間、涙あふれる中、悔しさにそれをたたきつけると共に、当然のことながらなかなか立ち直ることができませんでした。
 そんなK樹が帰り際にはいつもの彼に戻れたのは、仲間の力…やさしさです。
 大人ならモノがモノだけに修復は不能と別の対応を考えますが、子どもたちは違います。Y斗は
「ボンドない?」
と部屋からボンドを持ち出し何とかしようと。Mちゃんはカケラを集めてきてくれます。
「みんなありがとう。でも、もうこれは無理だからここに置いておこう」
と、水場に置きました。数分後、ある子が水道の蛇口をひねろうとすると、
K心はあわてて
「K樹のダイジなものがあるんだぞ!」
その子をたしなめると共に、別の場所に移動させてくれました。

 イイネ、コドモタチノコンナカンケイ…。

 子どもたちはこうした点をつなげながら、今を生きています。






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